真宗大谷派名古屋別院では報恩講が行われ、昨日で帰敬式が終了しました。

名古屋別院輪番のお話によると、報恩講は、700年以上前から今日まで勤められてきた集いだそうです!。人が出合い、育てられ、お念仏の教えを共に聴聞することで、自らの生活を振り返ってきた歴史でもあると述べられています。

私も、母・家内と孫を連れて参拝させていただきました。また、お昼に孫たちと、お時をいただいたことが大変嬉しく、感謝の思いで胸が一杯でした。

特に心に残ったことは、親鸞聖人の説かれた世界は、人生は誰でも「転じる」世界のあること、「かわりめ」で「転じて開かれる世界」があることを説かれてあります。その「かわりめ」で悲しみや、涙が「転じる世界へ導いてくれるという教えです。 

このことからも、私が今年の9月に父を亡くした時の悲しみや涙を、転じて自分の力にしていきたいと誓いました。また、父からの最後の教えであるとも思いましたので、家族みんなが手を携えて生活しなければならないと新たに心に刻みました。

(浄土真宗と同じように、親鸞聖人の教えを説いた新興宗教もありますので、間違えないように東本願寺や西本願寺に参拝すると良いと思います。)