お金は大切である。しかし、最近の世の中では、大切なことに関しても省いて変なとこでもったいないという若い人が多いようです?。

患者さんの話によると、姪や甥が母親の葬儀を直葬で行ったほうが良いというそうで、しかりつけたところ他人が余分なことを言わなくても良いと、喧嘩になったそうです。

自分の車や趣味には多くのお金を使うのに、大切なことにお金を全く使わないことは、質素ではないと思います?。また、心ある人は亡くなった故人の存在を忘れて、法事を省くことも亡くなった方が二度死ぬことになると言います。

私も若い頃、往診に行くことが、しばしばありました。どこに重きを置くか?価値観の違いでしょうか?そ訪問した家で感じたことは、大きな部屋があるのに小さな部屋や、台所に仏壇があった家が気になりました。私に家では仏壇が座敷で一番大きな部屋であり、それが私にとって当たり前でした。

私は、患者さんの心の小枝に少しでもなろうと、患者さんを診ている中で感じることは、このような価値観の違いや考えが病因の一因になっており、現代の家族の争いや崩壊が病気を招いていると言っても過言ではないと思います!。