亡くなられた私の師匠いつも変わらない心で物事を決めて行動する人でした。心の中にいつも真実の探求を秘めて生きてこられました。

 いつも行かれる床屋さん(理容室)・お寿司屋さんやうどん屋さん・ゴルフの練習場などいつ行かれても食べものなどの行動が変わらない人でした。その当時は、私も師匠の心を追い求めたことから、同じ練習場や店に行って物事の考え方を学びました。

 美味しいものや高級なものほど良いかもしれませんが、人の繋がりや信頼を得るには表面に拘らず、人間をみて気に入った店を決めることが大切であることがわかりました。

 このことを、今現在も自分の判断の物差しにしてます。

 例えば、腰の痛みで来院されて、今は元気になられた患者Tさんから、撮影された風景の写真をいつもいただきます。どれも素晴らしい写真で、治療室に飾らさせていただき、他の患者さんの元気の源になっています。ある日、もっと素晴らしい方が撮った良い写真があるので持って来ましょうかと言ってもらいました。こんな時、私はどんなに良い写真でも、Tさんが撮られた写真しか飾るつもりはありませんよと言いました。

 こんなやり取りがあった後、Tさんは私の気持ちを喜んでくれたようで、それまで以上に元気に写真を撮って来てくれています!!。

 お蔭様で、仕事の中にあっても、幸せを感じて毎日を過ごしています。ラブ皆様には、物事の判断材料にしていただければ幸いです。

 次回は、亡き師匠との変わらない心について書きたいと思います。

 


 

            富士山静岡空港(R4年1月:Tさん撮影)