天皇と時の権力者のすれ違いは激しい衝突を生みます。は正親町天皇(帝)と織田信長との蘭奢待(香木)の切り取り事件は良く知られている話である。その当時の権力者には多くの事情はあると思われますが、信長の懐がもう少し深ければ、天皇を奉り天皇を中心とした天下統一ができたと思うので、私は残念でなりません。また、天皇から信頼を受けていた明智光秀の謀反もなかったものと感じています!?

 私からこの事件をみると、天皇に力がなくお金や物をどれだけ無心されても天皇を奉ることができることが、天下統一できる器量であり自分の力で成り上がってきた信長には思い上がりがあったのではないでしょうか?。たとえ自分に権力・武力があったとしても、無理に蘭奢待の切り取りを要求して、ましてや後から天皇に切り取った蘭奢待をお譲りしたようなので、無礼な話であると理解します。

 私は師匠の下で勤めていたころに内緒で患者さんから物をいただいたことはありませんでした。師匠の不在な時は、一度お渡しをしてから、いただいたことが何度かありました。このことが出来ていないと、弟子として信用されないと考えたからですびっくりマーク

 今、NHKで鎌倉殿のドラマが放映中ですが、義経は、平家との屋島・壇ノ浦などの戦いで才能を発揮して優秀であったと思われるが、義経はかわいそうなことに兄である頼朝に追われる身となってしまいます。

 頼朝が義経の才能が怖かったのか?恋の矢。それとも頼朝の家来を自分の家来のように使ったり、相談なく後白河法皇から褒美をいただいたことがあったとも言われております。

 このようなことから私は、その理由が信長のように人を立てずに無礼な行い(人間性)が出てしまった可能性を感じます泣くうさぎ

 現代社会でも、大切なことは師匠や上司に相談して、取引先やお客さんに信用されるように、無礼な行いには気を付けたいものです愛