今月は邦画月間でした(笑)

 

まず1本目、三谷幸喜さん

「記憶にございません」

いかにして嫌われ駄目総理が、記憶喪失になるかから始まって、

やり直しが出来ると気がついて、なんと小学校の社会科からやり直し(笑)

小学校の先生が、総理に社会の仕組みをおしえると、面白がって熱心に授業をしたり、

崩壊していた家庭が、少しずつ元に戻ろうとしたり、

一枚上手な合衆国の大統領を相手にしたりと、笑いが満載でした。

でも、やっぱり一番大どんでん返しは、総理自身。腹黒じゃないけど、一枚も二枚も上手でした。

 

二本目は、「3人の信長」

最初に敗走シーンからなので、その人物こそが信長だと思って見ていたら、何度も裏返る事実。

誰が本当の事を言っているか、かなり後半まで解りません。

信長の弱点を纏めた、あんちょこの巻物とか、苦手な猫役に貫禄ある猫が出てきたりと、あちこち笑いが隠れてました。

忠義な臣下は、やはり良い君主だからこそ仕えるものという話しなのですが、最後の最後にどんでん返しありで、終わる直前まで楽しめました。

 

現代と戦時代と、世代は違っても、政治は狸と狐の化かし合いなのかもね?