マニアックな読者の皆様、お早うございま水曜日の朝(定番…ネタ切れでんがなNG

 

本日は、ようやく落ち着き午前中は休みを取った為に簡単に昨今の相場動向に触れたく思います。

 

9月は弊社も中間決算で公私共に多忙を極め久々の投稿ですが、その間にまさかの菅総理総裁選不出馬で大きく日本株式市場が動いた事は誰もが周知の事実で言うまでもありません。

 

昨日は日経ダウ(銘柄入れ替えが多くあったものの)バブル後最高値更新…

ワクチン接種が一気に進みコロナ感染者の急減少で経済活動再開が早期に始まるとか色々言われてますが、欧州筋としては菅総理不出馬で懸念されていた自公過半数割れどころか単独圧勝の公算が大きくなり、新総裁になるであろう一応革命児といわれる河野氏が率いる新政権に対する今後の過剰な期待からお祭り騒ぎである。(政治の世界の一寸先は闇だが今回は新総裁河野氏確実だろう)

詰まり、政局混乱必至の菅総理で戦うとみていた欧州投機筋(空売り機関)は梯子を外された格好で唯でさえ更なる利益を得ようと大きくShortが膨らんでいた中で、買戻しを余儀なくされたばかりでなく、(弊社も同様に)ヘッジとして指数先物売りや個別銘柄に空売りを入れていたファンドも損失は限定的だったが機会損失を被った穴埋めとして逆に空売り金額と同等かそれ以上の買いに転じた結果、大きな需給の反転で個人投資家も予想だにしなかった急ピッチな上昇を齎した。

 

※依然として裁定(残)売り越しなので、10月いっぱいは買戻しで日本株上昇基調は続きそうだ。

 

流石にこの1週間は日本経済早期回復等の思惑から先物主導の裁定買い及び欧州ファンドの純粋な資金も日本市場に流入し、思わぬ上昇を演じたが冷静に見れば新政権になったからと言って日本の経済構造が大きく変わることはないので、解散総選挙までは活況を見せても結果が出れば材料出尽くしから将来の売り圧力になる裁定買いの解消で11月に再度30,000円を割ってくるとみている。

逆に新政権によって無秩序に放置された過剰な金融緩和や借金塗れの中でバラまかれた財政出動による回収を迫られ過剰流動性相場に終止符を打つ時期は意外と早いかも知れない。

但し、直前記事でも触れた様に年内は世界的に有り余ったマネーが相対的に売られすぎていた日本市場に向かう為にロング(買い)で対応して機会損失を回避していいであろう。

※弊社推奨及び国内顧客保有のフェローテクや太陽誘電は流石に行き過ぎ(急ピッチな上げ)なのでリバランスによる利益確保の方向で動いている。

但し、今回もいつもと同様に明らかな投機筋による先物主導の需給相場なので年内に限る。

 

一方、米国市場は最高値圏の中で強弱入り混じった経済指標から調整局面に入った様に見えるが、スキュー指数に大きな変化は見られず、来月以降に再び上昇に転じるとみている。

 

弊社も顧客預かり金融資産総額の日本株保有比率を3%から5.5%まで引き上げたが、解散総選挙の結果が出た時期に利益確定に動き、3%まで引き下げる方向で動いている。

尚、概算で米国株(指数含む)比率は25%、欧州保有比率は15%、債券15%、デリバティブ10%、現金及び委託保証金5%、新興国ファンド5%、Commodity及びREIT15%日本株3~5%になる。

また、仮想通貨に関しても3~5%を維持している(日本株とのリバランス対象としての位置付け)

 

嘗てない実体経済と乖離した過剰流動性相場は続き、その向かう先はデフレ脱却の目途もつかない財政難(借金塗れ)の日本ではなく、欧米市場および東南アジア市場と言う考えに変更はない。

 

相場に関してはこれ位にして、肝心のオオタニさんがホームランダービーから引っ張り癖が治らず、予想通り後半に入って大失速…恐らくゲレーロJuniorが本塁打王のみならず三冠王でMVPを獲得する公算が大きくなってきた事は残念である。但し、大谷翔平の事だから未だ尚本塁打王の可能性は十分あるし、2ケタ勝利は濃厚なので、一発逆転のMVP獲得を期待したい。

ゲレーロjuniorって、見た目はプレデターみたいやけど大谷の大ファンで

仮に大谷がMVPを逃したら彼にMVPを獲得して欲しい(本音はちゃうけど…)

 

そういや、何故か以前からのGACKTファンのブロどもさんから「彼は詐欺師なんですかね?」と言った

ちょっとブログ趣旨とはかけ離れた面白い質問が入っていたので簡単に僕の感想を示しておきます。

恐らくこの件に関してだと思いますが、僕は彼の音楽性にも興味はないし、正月番組格付けチェック?で少し知っている程度ですが、確証はないものの65連勝というのは番組視聴率アップのやらせという噂もあり、個人的にもその可能性は十分あると思っていますが、こればかりは分からない。

 

そんな事より、今回の重病説は仮想通貨上場問題に起因している可能性が高い様な気もする。

穿った見方をすれば本当に神経性の病なのかどうかは別にして、詐欺罪や脱税行為による税務調査の可能性も否めない中で、逃れるための演技と捉えられかねない…何故マレーシアに居住しているのか考えれば、確かに最悪のシナリオを想定して国外逃亡を目論んでいる可能性も否めない。

但し、こればかりは個人的な邪推にしか過ぎないので、真相は全く分からない。

ただ、彼が「半島の人間だから信用できないし、カッコだけの嫌な奴だ。」という根拠なき人種差別的誹謗中傷がSNS上で飛び交っていることに関しては賛同できない。(本当に半島出身なのか?)

問題はスピンドル売り逃げ疑惑であり、最悪の場合には刑事事件に発展する可能性がある事だが、特にやたらと大衆心理や同調圧力が強い日本人は、裏を取った上で客観的に見る事だ。

これ以上は彼の名誉の為にも個人的な憶測に過ぎない見解は割愛したい…会った事もないし禁止

 

さて、本日の日経ダウはニューヨーク市場の下落を受けて若干下落していますが、空売りや先物売りのショートカバーが随時入っているので、30,500円を割れた水準では個人投資家の押し目買いも手伝って底堅い展開が予想されますが、ある程度前日に買戻しを消化している為に200円程度の若干の反落もあるでしょう。また、需給面から換算して年内日経ダウ上限は32,000程度に終わるでしょう。

 

ところで、いよいよ毎秋恒例のApple新型iPhone発表で個人的にiPhone13に期待していたのですが、指紋認証復活ならずが残念で機種変更を迷っています。(確かに12との差異は少ないかな?)

Appleは様々な問題を抱えながらも世界最高峰ITGiantの中核地位は揺るがないであろう。

 

そろそろ、昼から部長出勤(ほんまはこれでも社長なんやけどね…)なので、一旦失礼します。

 

【引け後雑感】2021/9/15 17:00追記

 

予想通りの展開で遠く櫃すべき点はありませんが、今回ばかりは弊社も例外ではなく欧州筋の強い物に付けといった投資行動から海運株に資金が集中して大手海運3社は暴騰状態…

但し、これも(中間)高配当狙いの個人投資家を巻き込む形なので、恐らく欧州筋は権利付き最終日迄には全て手仕舞う方向で動いて来る。無論、状況次第では今週中に弊社は利確する。

冒頭で日本株の上昇は選挙までは続くと述べたが、今週も裁定取引自体が膨らんでいるので一気に裁定買い残が増加している公算が大きく、これは将来の大きな売り圧力になる規模になっている。

要は中間配当落ち日以降は比較的大きな(SQ値+配当落ち分)程度の調整局面も考えられるので、個人的な見解では個人投資家は配当を取らずに権利付き最終日以前に売った方が賢明かもしれないが、飽くまでも僕自身の経験則なのでご参考程度に留めておいて下さい。

 

為替に関しても、以前のようにドルを円に換えて日本株を買う投資行動は減少しているので、昨今のIMMポジションから見ても、極端な円売りは見られず108程度迄の円高に留まると考えられる。

詰まり、米国株を購入している個人投資家は過度な為替損を心配する必要はないと言える。

昨今の日米(欧)の物価格差は広がり、一般雑貨や食品などの生活必需品に関して60%程度も欧米の方が物価が高い…詰まり、欧米は経済成長下の中で日本だけが低所得によるデフレが継続している中で日本の経済成長はあり得ない。本来なら少なくともドル円が80円程度まで行かないと国家力が釣り合わないのに何故為替が110円/$なのかを真剣に考えるべきだ。

過剰流動性に依存した株高は必然だが、中長期で経済成長余力のない日本企業に投資する整合性は何処にもないので、短期的な現状の上昇相場に乗るという割り切った投資行動が必須である。

 

但し、何度も触れている様に世界的に知名度が高く、各部門で圧倒的なシェアを誇る国際優良銘柄は米国市場のADRでも買われるので銘柄選択次第で米国株並みのPerformanceを期待できる。

Sony:任天堂:信越化学:キーエンス:東京エレクはその代表格で日本株銘柄から外せない。

 

若しくは指数に振り回されない中小型株で特異な分野を保有しているDX関連株も面白いであろう。

 

 

個別銘柄に関しては余り触れられないのでこれ以上は割愛しますが、当面の相場展開は解散総選挙に加えコロナ感染縮小に向かう日本市場に資金が流入しても、欧米も少々の遅れをとってコロナ収束に向かうと考えれば、結局はGAFAMが牽引する米国市場に資金が再度集中すると見ている。

 

※高市氏は噛ませ犬としても、仮に岸田氏になれば市場は若干失望感に駆られ売られるだろう。

 

ただ、昨今の相場は嘗てない過剰流動性相場の中で資金の向かう矛先が一変するので世界各市場が史上稀にみる想定以上のボラタリティーが高い右往左往する相場展開が予想される。

 

本日は久々に社員の慰労会を顧客の中華料理店個室借り切りで行うのでこの屁んで失敬プッ注意

※要望の多い米国個別銘柄に関しては随時(2回/月ペースの)更新時に取り上げたいと思います。

 

◆最後に本日の一曲を… 疲労困憊で落ち着きたいのでジャズ(ボサノバ)のstandardをUp ヘッドフォン

 

JULY JAZZ BAND     NIGHT AND DAY

 

なんやよう知らんバンドじゃけど(広島弁)ええ感じじゃったんで取り上げましたよってに(京言葉)

 

今回も久々の投稿でまとまりがつきませんでしたが、読者の皆様におかれましてはやはり身体が資本なので、今から一度リセットして英気を養いながら1日を大事に過ごしておくなはれ(*'▽') naniwa335

 

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