マニアックな読者の皆様、こんばんわてが雁之助だんねん(ふるうて誰も知らんがな)

 

誠に申し訳ありませんが、仕事上の不測の事態が発生し海外出張の為、当初恒例のシンガポールの

マリーナベイサンズで緊急会議予定だったのですが、コロナ警戒度最高レベルに達したためにスイスに向かう調整中で約1か月程度お休みを頂きます。(衆議院選挙は出来れば期日前投票に行く予定)

※尚、マリーナベイサンズは確かに倒壊の危険があり傾いてますがそれとは関係ありません。

 

韓国企業が建設しただけに確かに近い将来倒壊するリスクはある

なんせ、設計時から完成図が傾いた巨大Resort Hotel(IR)ですから…

 

※この二週間で数件の質問等が相変わらず散見されますが個別案件に関してはお答えできない事を

再告知させていただくと同時に、一般的若しくは世界経済の包括的な見解に関しても当方で抜粋して時間の余裕のある際に記事に致しますのでその旨御了承下さい。

 

今回は取り合えず専門的な分野になり難解かもしれませんが、主に米国株や欧州ファンドを購入した数人の方から今後のドル円やクロス円に関しての質問があったので簡単に触れておきます。

※尚、グラフ左上の最大バナーを再クリックすれば1970~2021までの推移が分かります。

これは為替レートではなく飽くまでも指数なので世界主要通貨平均100に対しての数値になっており

バブル崩壊後から5年程度をピークに円の価値が下落していることが分かると思います。

詰まり、数値が低くなれば相対的価値が下がり上昇すれば価値が上がるので円の先進国相対価値はピーク時140の約55%まで既に円安が進行している事が確認できる訳です。

昨年コロナ後は米国金融緩和でドルが全面安になりましたが、長期で見ると円は先進国の中で最も弱い通貨になっており、資源がない島国且つデフレから25年も脱出できないコストプッシュインフレは致命的になるリスクが大きい事は明白です。(所謂、不況下の物価高=Stagflationという図式です)

 

米国インフレ懸念より遥かに深刻(危機的)な日本の経済状況

 

時間がないのでこれ以上の詳細は割愛しますが、仮にこの指数が50程度迄下落すれドルが160円やユーロが200円にまで高騰しないとは言い切れない現実があるという事です。

 

掻い摘んでいえば、仮にインフレヘッジとして日本株指数の代表格である日経ダウが30000円を基準として46000円程度迄上昇しないとインフレに対応できなくなるという理屈です。

無論、飽くまでも(机上の空論ではなく)数理上の仮定ですが、戦後急成長した日本がバブルをピークに経済が下降曲線を辿っていることを鑑みれば、十分にあり得るのではないでしょうか?

「ほな、どないしたらええの?」という事になりますが、そこは行間を読んで咀嚼して下さい。

 

“Read between the lines and think about why the yen is so weak”

Then you can see what asset you shoud be investing to naturally.

 

また、粗上場承認確実となったBit Coin ETF先物に関しても昨年中旬から本格運用を始めた弊社も当然ながら注視しており、今回の多くの議題の中の(Iinflation Hedgeとしての)一つに上がります。

※ジョージソロスファンドも運用を開始して最早通貨となったと明言しているが、そう言い切るのは余りにも時期尚早で現状はinflation Hedgeと考えるのが妥当であろう。(その辺りの真意も分析したい。)

 

以上、今回は時間がないので取り急ぎ暫時ブログのお休みを頂くご報告まで…      naniwa335

 

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