マニアックな読者の皆様、お早うございマジで海外出張で心身とも疲れました( ̄▽ ̄;

 

※今回は日を跨いだので追記編集再投稿と致しました。(寄って時間差が生じています。)

 

月曜に帰国して即日陰性結果を確認後に水曜から自宅にて自主隔離…

なんや知らんけど手続きが未だよう分からん

日本は経済活動再開に向け、人畜無害で存在感がなく、海外勢も全く無関心のキッシー総理の下で動き出した様だが、大丈夫か?

水際対策は欧州に比べて、かなりゆるゆるええ加減なような気がする。危機管理が甘い…

 

ドイツでは11月に入り、重傷者は少ないが第4波が不可避の状況

 

欧州ではドイツを中心に再びBreakthrough感染が広がり、危機感が増しているな中で日本はちぐはぐで何か頓珍漢な気がする。能天気平和ボケ国家であることは海外から見れば歴然だ。

 

本日は帰国後で予定が目いっぱい詰まっている為に時間がないので先ず最初に取り合えず今回の経済対策について簡単に触れたいと思います。

真水も思い切った様だが、一方で日本沈没に導くアベクロによって膨らんだ借金を返す為の財政再建も考えなければならないジレンマの中での難しい舵取り…無理じゃろNG

上記記事は経済対策なのか貧困層救済なのかよくわからない政局のみによる世帯年収960万以下や困窮学生に対する10万円給付というのは、恐らく貯蓄に回り全く意味を持たないが、与野党ともに国民以上の政治家は現れない典型であり、文句を言っても仕方ないので諦めるしかない。

 

また、金融所得課税に関しては何れはやるだろうが、その税収効果は1兆円にも満たないので恐らく相当な先延ばしが予想される。30%になったからと言って,抑々株式投資等はGDPに全く寄与しない不労所得なのだから欧米に比べて人口比は元より絶対数の極めて少ない日本の個人投資家が文句を言うのは筋違いである。米国個人投資家の5%程度の(海外勢頼みの他力本願の)日本人投資家の意向を聞くほど政治や国家は甘くない。

 

※その様な個人投資家の商いが極度に少ない脆弱な市場だから、空売り機関(勘違いしている人が多い様だがヘッジファンドで投資銀行ではない)による指数先物に振り回されるのは当然である。ヘッジファンドがゴールドマンサックスやクレディスイスを介して注文を出しているだけである。

 「貯蓄から投資へ」と声高に謳われた小泉政権下(軽減税率10%)でも個人投資家は増えたものの市場に流入した資金は15%増程度しか増えなかったばかりかリーマンショックで富裕層以外は撃沈した経緯もあるが欧米個人投資家はリーマンショックを経ても減少することなく現状に至っている。

 

僕自身もこの様な堅気とは程遠い金融マフィアともいえる職業に就いているので余り言えた義理ではないが、一般民間企業に就いている国民や中小企業の経営者達から見れば金融リテラシーが低い島国日本の極一部の個人投資家が生産性のない株投資でFIRE等とはやり言葉に乗って闇雲に熱く語るのは相当滑稽である事も十分に自覚して政治が悪いとか日銀の買い支えがなくなったとか我儘で(自己都合の)自分勝手な事を言わずに静かに投資活動をすべきと考える。

一般国民から投資や株式のジャンルは異様でおかしな世界にしか見られていない事を十分自覚して本気でやるなら全く問題ないが、その状況を認識せずに我が物顔で蘊蓄を語るのはこの世界でしか生きる事しか出来ない僕が語るのも自嘲的で烏滸がましいが余り褒められた事ではないであろう。

(※弊社所属メンバーには専門職としての立場からイナゴタワーとか本尊とか〇り人等と

言った下世話な俗語は使わせない様に指導している。)

 

少々疲労困憊で苛立っているので本音を申した訳たが、だからと言って余程の能力がない一般国民が将来絶望的な現状の日本でまともな職にも就けないのも事実なので投資を勉強して一旗揚げたいという気持ちも十分わかる。但し、HFTというAI Algorithmが席巻する日本株式市場で数年の短期間で3~5億も金融資産を増やすのは最初から相当な資金と運が伴わないと不可能な事を覚悟して臨むべきだと考える。

欧州ヘッジファンドでさえ短期間に倒産する時代…個人投資家は推して知るべしである。

 

そういえば、直前記事に酷似した内容が日経電子版に掲載されていたので、ご参考下さい。

購買力平価(PPP)に関しても、相関して日本の円の実力は既に50年前の水準である訳だ。

 

弊社はActiveFundとPassiveFundの両面を有しているが、米国上場企業4千超の中でも個別では200程度に絞って投資している。当然ながらGAFAMやテスラも保有しているが、今季に限っては半導体の

雄でありメタ関連でも中核を担うエヌビディアの保有比率を3倍に引き上げた事で現状では史上最高のPerformanceを演じている訳だが、メタのみならず半導体需要は今後1年半は続くであろう。(日本株はその観点からもSony:任天堂:東エレ:信越化学:キーエンスの5銘柄程度で十分であると考える。)

 

今季のNVDA当社目標株価$410だが、そこを抜ければ真空地帯に入る公算大

4分割で買い易いのも魅力ではあるが、抑々米国株は1株単元で買える妙味がある。

 

※但し、利益率が若干減速気味なのでPER100倍前後の

現状では安易に飛びつかずに押し目を待つのが賢明である。

 

※さて、今回の出張で議題にも挙がった本題の「欧州から見た日本市場」に関しては時間がない為に明日の夜半までに追記したいと思いますので、その旨御了承下さい。

 

それより、本日は間もなくMajorLeagueのMVPが発表になるので、ア・リーグ大谷翔平が受賞確実の中それを確認してから事務所に向かおうと思います。(問題は満票で獲得できるか否かだけである)

 

Oh my goodness ! Deep and high and gone again !

 

【追記編集】2021/11/20

 

本題に入る前に予想通り、大谷翔平が満票でア・リーグMVPを受賞して嬉しい限りです。

日本人が云々というより、最早人類のなせる業の領域を超えている雲の上の存在の様だ。

 

Congratulations to Ohtani for get the award of the American League MVP !

It is no exaggeration to say that he has become one and only in the major leagues.

 

正に文字通りの満場一致(Unanimous vote)は圧巻…

気の毒なのは2位のゲレーロJr…大谷がいなければ受賞確実やった。

 

2021 Shohei Ohtani MVP | By The Numbers

※大谷に関しては語りだしたら長くなりそうなので、この程度で終えたいと思います。

それより、我らが広島東洋カープ誠也のメジャー行きが粗決まったが、大谷翔平は別にして初年度でも打率0.250 ホームラン20本は打って欲しいところだ。筒香や秋山みたいになったら悲惨じゃけーね( ̄▽ ̄;)

 

さて、表題の「欧州から見た日本市場」に関してそろそろ触れたいと思います。

 

1:欧米でも政局で動くと言われる市場だが、日本に関しては右か中道か左かと言ったかなり大雑把な捉え方しかされておらず、今回も立憲共産野合によって自公過半数割れの可能性が示された際には暴落し、自民単独に決まったと思えば行ってこいで値を戻す…指数先物Algorithm発動のみで動く脆弱な株式市場であることは欧州では周知の事実であり、弊社も参入したというのが本当の所だ。

要は日本の個別に関しては生産性が悪い為に海外に通用する企業が少なく、内向きな企業が増加しているという認識が欧州及び米国では根強くガラパゴス化した市場に投資妙味がないという事だ。

 

2:海外勢は指数や株価をドル建てでみる事は再三再四指摘しているので、読者の皆さんも日本市場の見方が、変わった方も見られるようになってきましたが、昨今は円安に加え上値が重く特に春以降のPerformanceは冴えないものになっている上に更なる円安が予想される中では国際優良株以外の現物からは資金が大きく流出して欧米市場や商品、仮想通貨に向かっている。

 

確かにコロナ以前の円高の時にドル建て日経ダウはPerformanceが

悪かったがここにきて円安効果が薄れて逆転基調にある事には留意が必要だ。

 

3:日経ダウの動きだけ見ればコロナ禍の金融相場で40%程度上昇したがニューヨークダウやNasdaqには大きく後れを取っている事は言うまでもない。特にNasdaqの上昇は目を見張るものがある。

逆に安定はしているもののDAXの動きがあまりにも悪いので、日本株同様保有比率を下げた。

 

テーパリングが開始され今後も長短金利差やインフレ懸念でNasdaqのボラタリティーは大きくなるのは不可避ではあるが、だからと言って他にリスク資産に回せる市場を探すのが難しい状況だ。

よって、米国債や通貨のリバランス及び商品市場や仮想通貨のリバランスも必須になってくる。

 

4:チャートでは触れていないが、意外にもここ数年のマザーズが堅調な事は事実であり、これは海外短期筋(HedgeFund)の資金が頻繁に流入している事の証である。

例えばGW(ゴールデンウイークちゃいますよ)は国内回転売買投資家のみならず、中規模欧州筋の超短期売買によって未だに乱高下を繰り返しながらゼロサムゲームが繰り広げられている。

無論、我々も見逃すはずもなく数回はAIAlgorithm(HFT)発動でそれなりの利益は得ているが参入者(マザーズ専門の欧州筋)が多いので個人投資家が考えるほどは利益を得るのは難しい。

ここでいえる事は、プログラミング売買が出来ない一般の個人投資家は偶に利益を得れても最終的には機械には負けるので参入しない事である。(巧妙な絡繰りに関しては複雑なので割愛する。)

 

5:結論としては、現状では個人投資家にとって現物で購入するには単元単価が高いキーエンス及びSonyにレザーテックをこの水準で買うのは難しいので、指数に振り回されないだけでなく、今後の国策に即したDX関連やクリーンエネルギーに加え半導体製造装置の中小型株を物色するのが賢明であろう。但し、以前から推奨していた太陽誘電やフェローテックは既に上場来高値に向かったり更新しているので買い難い。寄って具体例は挙げないが、各々で考え生産性が向上して今後成長が見込める個別株を割安なところで拾うのがいいだろう。メタバースに関しては米国のロブロックスを推奨する。

 

 

今回は帰国後という事もあり、日本国内の政局や相場に関しては裏氏又郎、ちごた浦島太郎なので読者の皆さんの方が、国内市場動向に長けていると思われるので上手くいっている人はこの調子で年末に向けて更なる資産増加を目論み、そうでない人は再考して銘柄入れ替えも念頭に入れて無理のない投資活動に勤しんで下さい。但し、掉尾の一振 というアノマリーを期待しすぎるとコロナ禍での過剰流動性相場が米国長短金利の上昇(金利差)で突然崩れる可能性もあるので、要注意です。

 

序に半年前から数件の質問が入っている僕が最も苦手としている高配当優待株に関して軽く触れたいと思いますが、優待というのは他国では類を見ない日本独自の制度であり、これに関しては本音から言えば、全く興味がなく少々辛辣な持論を展開するかも知れませんが、その旨御了承ください。

欧州でも数社は優待を行っている企業が数社あるが、そこには全く合理性が認められずに

殆どが廃止に向かっている。

無論、投資顧問業を営む弊社や欧州ファンドと日本個人投資家とは全く投資対象が違うので、一概にいいとも悪いとも何とも言えないが…

要は個人投資家とは違い優待や高配当を謳って投資家を囲みたい多くの時価総額の小さい中小型株にある程度の大きな資金を振り向けるとマッチポンプになるので自ずと大型株中心の運用になる為だ。

 

また、投資銀行を介して売買するヘッジファンドや機関投資家が優待がある銘柄を購入して権利がある場合には投資銀行(若しくは信託銀行)が換金できるものは換金して配当に加え受け渡す。

※上記記事にも記述されている様に優待こそ日本独自の文化でガラパゴスの典型であると言えよう。

 

◆最後に本日の一曲を…   やはり、今回は祝意を込めて大谷翔平の登場曲をUp ヘッドフォン

 

ALI 「LOST IN PARADISE feat.AKLO」  SHOHEI OHTANI Walk-Up Music

 

という訳で(どういう訳や?)皆様も週末位は相場から離れてRefreshして下さい。naniwa335

 

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