マニアックな読者の皆様、お早うございまたもや新型変異株に狼狽する世界市場( ̄▽ ̄;)

帰国後、一昨年手術した黄斑前幕の後遺症で焦点が定まりにくい為にtypingも難儀してます。

 

まぁ~、特に最高値圏にあるNYSE(ダウ;Nasdaq:S&P500)は弊社も含む機関投資家やHedgeFundに個人投資家は莫大な利益を享受できたので、一部の利益を確定させた個人の現物の売りもあった事も確かだが昨日の日経ダウと同様に感染力が強いと噂される新型変異株が発見された事を理由に超薄商いの中で欧米投機筋の先物売りが発動された仕掛け的な暴落の色合いが強い。

それが証拠に指数寄与度の高いGAFAMは総じて軟調だったが、ウィズコロナの代表格であるZoomやネットフリックス等は逆行高…無論、航空関連やクルーズ船のアフターコロナ関連は10%を超える暴落を演じたが、変異株の状況如何では更なる下値模索も試しそうだ。。

また、今回はリスクパリティー戦略を取った一部のヘッジファンドが株式を売却して米国債を大量購入したDataもある事から一時的な調整局面と捉えてもいいだろう。

 

ベルギーやイスラエルに香港で感染者が見つかった南ア発祥の

強力な変異株(オミクロン株)が猛威を振るうのではないかと言った

懸念から昨日の日本市場を皮切りに大暴落を演じた世界株式市場

 

原油に関してはCTAのWTI先物の極度な買い越しが解消(巻き戻)されて67$/bblまで下落したが、逆に新型新型変異株の発見によって世界的な経済活動が再度鈍化する思惑からOPECによる増産が遠のく公算が大きく極度な下落はなく70$/bbl前後で落ち着くであろう。

兎に角、昨日と明朝の世界株式市場は薄商いの中で容易に売り崩されたが、投機筋による思惑的な見かけ上の恐怖を煽るリスクオフであり極度に慌てる必要はないと考えられる。

但し、今回の変異株が猛威を振るう様な事があれば、話は別であり、特に景気敏感株主体のNYダウは無論、唯でさえ米国が風邪をひけば肺炎を起こす脆弱な日経ダウは投機筋の年末までの当面の目標株価である27000円割れ程度は試すと考える。

明朝のCME日経ダウの27000円のプットの板が一気に厚くなったことから明らかである。

因みに弊社はOptionコストの観点から日経ダウ30000円及び29000円のコール売りで対処しているが今回の日経ダウ暴落で29000のコールの買い戻して相応の利益を享受できたものの、米国株下落分のHedgeまでには到底及ばず、高値圏から徐々に増やしたNasdaq先物の売りで対処している。

また、ドル買いポジションの巻き戻しで約2円程度円高に傾いたが、飽くまでもIMMの投機筋ポジションの巻き戻しであり、実需のドル買いや日本の輸入業者の為替ヘッジがこの水準では入るので年末には115円/$超で終えると考えている。(米国債10年も高値圏なので金利は1.6%前後まで戻す筈だ。)

※因みに日本国内顧客の為に相応の通貨オプション115円/$でのコールの売りで対処している。

 

それでも、今季最高値圏から顧客の預り資産はドル建てで3.5%程度目減りしているが、これは概ねヘッジコストと仮想通貨の下落分によるところが大半で、米国の金融政策のチグハグな対応から急落に備えていた為に上手く凌げる事が出来て満足のいく結果となっている。

楽観や悲観と言った曖昧な相場観ではなく、飽くまでも機械的なプログラミングでしか昨今のコロナ禍での不確実な金融及び株式市場では生き残るのは厳しい…個人投資家は猶更であろう。

 

以前から申し上げている様にコロナで暴落してから安いところで資金を投入した賢明な個人投資家は少なくとも、その時点から金融資産が1.5倍…上手く利確を繰り返した人は2倍程度に増やせた筈だ。

そうでないとしたら、投資行動に何かしらの致命的な過ちがあるので再考した方がいいであろう。

何故ならこの歴史的な上昇相場で余り資産が増やせないのだから、高値圏で崩れたら2割や3割損失を被るのは火を見るよりも明らかであり、闇雲に無駄な時間を割いたばかりかそれ以上に経済的損失や精神的ダメージが大きくなるので、何もやらなかった方がよかったという事になる。

金融所得税課税が云々というのは少なくとも損益通算して1000万以上の利益確定した投資家が心配や文句を言う話であって、そのレベルの個人投資家がそんなに多いとは思えないが…知らんけどNG

 

具体的に言えば、今年当初の株式(金融資産)が1000万あって現状で2000万であれば、仮に全てを利確したとして200万+0.315%で済むが、30%になれば300万+0.315で100万違う為に若干妙味は薄れるのは確かだが、抑々汗水たらして働き経済活動に寄与しているまともな一般国民から見れば投資で増えた資産なのだから30%程度課税されても文句を言える筋合いではない…(ワイも同様)

無論、銀行に預けていても金利もない状態なので、特に世界的な株式指標であるS&P500や先進国高配当株等のETFを購入や積立するのは合理的なのでそうすべきだが、最近(稀有な存在である)FIREで成功した経験談を参考にして「僕(若しくは私)も数億稼げるかも」などと言った根拠なき楽観論から安易に参入した俄か投資家の大半は資産を増やすどころか溝に捨てる公算が大きい…

余程の投資の才覚がある一部の人間以外の一般人に於いては先ずは仕事内容がきつい割に薄給だとしても仕事が主体(優先)であり、投資は二の次に考えるのが全うな生き方と言える。

 

FIREで成功しているいる人は抑々自分なりの哲学を持っているので、他人の情報やアナリストの評価などは全く意に介さずに徹底した投資方法を確立している…僕の後輩で国家公務員を辞めて趣味でバンド活動はしているものの粗専業トレーダーになっている奴がいるが、たった日本株5銘柄の売買だけでこの5年で元手800万を3億にまで増やしたのは界隈でも有名で、恐らく100000人に一人の逸材であろう。僕も偶に相談に乗った時もあるが、逆に僕の引退後に助言して欲しいくらいの仕事人だ。

 

※投資ジャンルで有名なDokGen(独言)さんの記事ですが、一般投資家とは全く視点が違う。

自分の哲学や信念のみならず、紆余曲折を経て辿り着いた独自の投資スタイル…素晴らしい。

 

詰まり、僕のブログも含めTwitter等のSNS情報に飛びついたり美人投票銘柄に乗っかるようなレベルでは絶対に専業トレーダーとしては成功しない…昔と違い今では相場観を全く失った僕なんか精巧なAlgorithmプログラム売買以外の方法で専業トレーダーとして成功できる自信なんかは全くない。

 

また「タラれば、レバニラ」ばかりが際立つ個人投資家は即刻株式投資などはやめた方がいいばかりか他の仕事でさえ、上手くいくことはないだろう。たらればが成立するなら全人類が幸せな天国の様な人生を送っているはずで、そんな事はあり得ない訳だから生き様から見直した方がいい。

 

さて、本日は某教会主催のChristmasConcertに出演依頼があった為にその練習が昼から入っているので一旦失礼します。今回LAST XmasとALL I WANT FOR  Xmas IS YOUを依頼されてますが、正直甘ったるい曲は苦手なので余りMotivationは上がりませんが…因みに女性歌手はセミプロがぶっつけ本番でやってくれはるようですが、美人という評判なのでそれだけが楽しみです(^_^;)

 

Mariah Carey    All I Want for Christmas Is You

 

※年末までの米国株式市場(及び日経ダウ)と為替に関しての展望は夜半にでも追記します。

 

2021/11/27 19:00追記

 

本日はバンド仲間のStudioでの練習後に寿司の出前を摂って帰宅…嫁はん怒ってまんがなm(__)m

それにしても、ドラムを2時間半も叩くと足腰の節々が痛む…若いころには在り得ない老化現象

夜中にトイレに向かう廊下でよろめくのは(これがほんまの)廊下現象…意味不明

 

オミクロン株が果たしてどれ位の感染力があって、致死率も分からない現状では如何ともいえないが少なくとも世界的な経済正常化が遅延する事は不可避なので、特にアフターコロナを見据えて高値圏にある世界株式市場(特に景気敏感株)は暫時下降トレンドに向かうと考えられる。

 

普通に考えればNasdaqの山が高いので谷深しになれば

真っ先に暴落しそうだが、現状ではそうは考えていない。

 

さて、スイス拠点のFundManager(兼Trader)の分析によれば、景気敏感株が中心のニューヨークダウの予想レンジは今回の変異株の件もあるが、続投が決まったFRBパウエル議長の少々楽観的で曖昧な言動が火種になって少々荒れる公算が大きくなって来た為にレンジを広めに取った。

※尚、飽くまでも弊社の今現在の環境下での予想であり、当たる確証はありません…

何故ならドクターXとは違い「わたし、失敗しますので…」然も、頻繁に(頻繁なんか~い?)

 

年末 ニューヨークダウ予想レンジ   32,500$~37,500$

 

Nasdaqにおいては長期金利が1.6%前後迄で落ち着けば、ハイテクグロース株優位に立って更に変異株によりロックダウンや渡航規制が再度各国で施行されればウイズコロナで再度高値を目指すと考えている。但し、流石にコロナとの戦いが3年も続くとなれば実体経済失速不可避で世界的なリスクオフに傾く可能性も高く一時的には15%程度の比較的大きな調整局面もありうるので、要注意だ。

※尚、S&P500に関しても連動して4300ポイントを割る可能性があるが、大きくは崩れないだろう。

 

   年末 Nasdaq予想レンジ        14,200~16,700ポイント  

 

日経ダウに関しては現物のみならず裁定取引自体が細ってしまい、唯でさえ日銀が上場企業の5%も保有したまま浮動株が減少した中で閑散とした相場の中で仮に米国市場が崩れれば米国市場の1.5倍程度の大幅下落も考えられる事からかなり厳しい展開が予想される。(掉尾の一振はないだろう)

 

年末 日経ダウ予想レンジ        26,800~29,800円

 

然も、余り頭のよろしくないお飾りの岸田総理の「新しい資本主義」がなんで所得制限を付けて迄18歳以下給付金10万とか全く以って意味不明であり、来年の参院選まで公明党を味方につけておきたいだけの政局丸出しの幼稚なばら撒き死に金政策…これでは流石に立憲の方がマシに思える。

これ程間抜けな岸田氏では参院選では戦えないので短命に終わり、河野氏で戦う公算が大きい…

安倍晋三の天敵である英語ペラペラで経済にも明るくマルチプレイヤー林芳正氏を外相に起用した事だけは一定の評価はできるが、本人がこんな感じやから…野球の監督で言えば佐々岡レベルやし

 

為替に関しては今回の変異株騒動でドル買いポジションの巻き戻しで全通貨に対してドルが全面安になったが、特段に円買いが進んだ訳ではなく、競争力(国力)を失い最早貿易赤字国に陥った国家であるばかりか大規模な金融緩和にも拘わらず20年に渡りデフレから未だに脱却できない後進国に成り下がった弱小国通貨の円を買う理由は何処にもない…リスクオフの円高は過去の長物である。

 

年末 ドル円予想レンジ         112.20~115.55円

 

※年初から米国がこれだけ金融緩和で実質金利をマイナス2%以上に維持すれば実質金利が唯一先進国でプラスの日本円が上昇すると為替ディーラーや経済学者は挙って円高警戒を促していたが全くもって井の中の蛙大海を知らずの典型であり、奇しくも年初の弊社や欧州筋の思惑通りにドル高円安に大きく振れた事から、如何に国内専門家の教科書通りの型に嵌った理論が机上の空論にしかすぎない事が分かる。止むを得ない事だが国内情報しか見ていないと大きな過ちを犯す典型である。

為替に関して理論的はあっているが、日本の国力を過大評価している事が見誤った大きな要因だ。

然も、テーパリングが始まり米国長短金利が共にに上がる局面なのに金利差が縮小する筈がない。

仮に彼の言う通りなら、本来は現状でドル円が少なくとも90円前後でないとおかしい訳だ。

 

かく言う私も外す時は外すにしても180度外す事はめったにないので、それだけが救いである。

 

週末の世界株式市場は久々に比較的大きめの暴落に見舞われて、読者の皆様も気分的には冴えない事は想像に難くないですが、仮に株式投資に2000万投入していて15%下落しても高がが300万円の含み損なので、余り真剣に考えない事です。但し、今が旬の値動きのいい(宵越し厳禁の)銘柄に飛びついて誤った銘柄を選択していたら早めに損切りして待機資金に回すのが賢明でしょう。

 

まぁ~、なんやかんやで心配になってメッセージで質問出来たり、自身のブログで不満をぶつけられる人は幸せだと思った方がいいです。特に世の中ではコロナ禍で失職しパソコンやスマホも買えない人も多くいる訳ですから週明けからResetして仕切り直しできる読者の皆さんは贅沢だと思うべきです。

 

話は変わりますけど、今季の日本シリーズは内容が詰まったがっぷり四つの好試合の連続…

二年連続最下位同士の戦いとはとても思えない…やはり、監督の采配や選手の気合が70%を占める事がよう分かった。それに引き換えカープの佐々岡や阪神の矢野は監督の資質がゼロに近く、勝てる試合を各々10ゲーム以上は落としている。これじゃCarpファンも阪神ファンもお先真っ暗じゃけ~ね

この気持ち、Carpファンのワイにもめっちゃ分かるわ…然も、来季から主砲誠也不在って絶望的 禁止

 

◆最後に本日の一曲を… 今更ながらグレンミラーの偉大さに気づいた僕(遅いっちゅうねん) ヘッドフォン

 

Glenn Miller & His Orchestra - Moonlight Serenade 

 

週明けはブラックフライデーならぬ,なんちゃってブラックマンデーになりそうですが、本当の大暴落は最低でも40%以上下落して正常化バイアスが崩壊寸前になる時であり、余り深く考えずに誰でもそうですが先ずは健康第一(身体が資本)なので、週末は相場から離れリフレッシュしましょう。naniwa335

 

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