春の憂鬱 | 独碁将バカサgameユウ論

春の憂鬱

子供達の進学で大人になった事を感じ驚きました。

    第1子が志望校に進学し、とたんに勉強を始めました。今までどれだけ口をすっぱくしても聞き入れなかった息子が、自分から勉強の計画を口にし、計画への協力を要請してきたのには妻ともども空いた口が塞がりませんでした。

    中学時代は、1日に10分も宿題をやれば良い方で、漫画とパソコンとゲームに殆どの時間を割き、忠告すれば怒鳴り返す、恐ろしさに無視を決め込んでいたほどでした。

    今思えば、懐かしさまで覚える我が子の代わり映えに、責任の重大さを覚える毎日です。嬉しい悲鳴とは、こんな状態を指すのでしょうか。

     中学に進学した娘は、同時に反抗期に入ったのか、父と兄の仲裁で苦しんでいた重荷が取れ、自分の主張をはっきりします。大人びた雰囲気に急になったようで、父親としては、タジタジの場面も少なからずありますが、一層いとおしさがこみ上げます。

    小四になった末娘も、可愛いばかりでない力強さを感じさせ、楽しみな毎日ですが、教育費の経済的な増加に耐え切れるのか・・・義務教育は本来無償であるはずのものが、どんどん有料化され、当たり前に考える時代の逆行になんとも歯がゆい思いのこの頃です。

 

日時
2005-04-16 16:44:57