実は私は、結構、転職をしている。
最初は専門学校卒業後に食肉卸商社の地元営業所の事務。
ここで初めての会社員という事を経験して
ほんとに右も左もわからず、先輩の事務員さんに迷惑をかけまくった思い出がある。
でも、この当時、広島営業所の事務員さんのAちゃんや、福岡支店の事務員だったIさんとも
いまだに仲良くしている。
次に、遊技業(パチンコ店を)の本社の総務事務。
この会社では、部長が毎日パチンコ店舗を回って売上を集金してきたお金を
社長室で銀行の営業さんと一緒に金額が合っているか数えたり、社員さんの給料計算や
保険関連の手続きを行っていた。
と。強烈な思い出は、取引先銀行の担当が変わって新しい若手営業マンが来た時の話だが
社長室に入る前に、事務所入口の小さな待合いの席にて
いきなりタバコを吸い始めた∑(゚Д゚)トクイサキデタバコ・・・
で?タバコを吸ってスパーっと煙を吐いていたその瞬間。
社長が帰ってきて、営業マンの目の前を通って社長室に入っていった。
ちなみに社長はタバコを吸わない方であった。
その翌日に支店長がその営業マンとともに来たがその営業マンは担当を外れてしまった。
このパチンコ屋さんの本社には、出産の1週間前ぐらいまでお世話になった。
それから、ここにいた事務員さんが私にお水のバイトしない?ときっかけを作った人だ(笑)
そして毎日集金をしていたコワい顔の部長とは(顔は怖いが優しい部長であった)
いまだに年賀状をやり取りしている。
で、その後、シングルマザーになって夜の仕事をしながら計測機器の商社の営業事務。
商社なのでメーカーさんの事務員さんと電話でなんだか仲良くなったりと楽しかった。
そしてこの会社の同僚のM君がきっかけで、私は中型二輪免許を取ることになった。
ちなみに彼は車校の紹介料が目当てであったわけだが(笑)
この会社の同僚さん達はバイクの免許&バイクを持っている人が多くて現在、ツーリング仲間である。
その後、中国食品商社の事務
ここは、中国人のオーナーの人使いの粗さ、おまけに飼い犬には噛まれるわ、交通事故にあうわ、で
病院に通いながら出社していたらいつまで病院に通うんだ!と怒鳴られ結局半年ほどで退社してしまった。
その後、鉄道会社で事務兼電話相談室対応。
ここも大変であった。基本、電話応対と言っても、クレーム係に近かった。
ギリギリまで、電話対応係で食い止め。、これ以上は無理だな・・・という場合には
課長に代わって話をしてもう。という仕事を行っていた。
お客様の話を聞いて、相談内容にお答えする。が
納得してもらえず、
訴えるわよ!!あんた、名前教えなさいよ!!お金返してよ!!
なんてのもあった(ノ_-。)
窓口でも、
早くしてよ!こんな切符頼んでない!そっちが間違えた!
手数料なんておかしい!!なんで変更出来ないの!
これはよく聞く言葉であった。
私は、夜の仕事である程度イライラを飲み込んだり、一日寝たら忘れよう。という習性がついていたが
鉄道会社の社員さんは、病んでいる方が多かった。
ここの会社で体調の異常が出始めて退職したYちゃんとは、
いまだ食事やドライブを楽しんだり悩み事を相談される中である。
ちなみにYちゃんは鉄道会社を辞めたら体調は良くなった。
やはりストレスからの体調不良だったんだろう。ストレスというのは一番体に良くない。
そして現在は土建業と造船業を営んでいる会社の総務事務である。
なぜか?夜の仕事の時のお客さんであった社長さんが??
うちの会社で働かないか??とお声掛けいただき、今の会社に勤めることになった。
今の会社では社員さんが1人で1現場を仕切って
外で現場作業をしているので、その事務は私が受けたり、
先回りして事務仕事をしておいたりする。
その社員さんから個別に仕事の依頼がきて、
Aさんからは、naoさん、〇〇の書類作って、〇〇現場までもってきてー。
Bさんからは、naoさん、〇〇市に入札関連の書類取りにいってきて。
Cさんからは、naoさん、あの入札締め切りいつだったっけ?
Dさんからは、naoさん、あのPDFメールでもらってもいい?
なんて調子である。
そしてこの隙間に造船業側の部長からも仕事の依頼がきたり
本社から依頼の仕事もくる。
たまに、全員からの仕事が集中したりして
あーーーーーーーーもうっ!!( ;∀;)いま忙しいんですよっ!!とか思うが
みんなは外で、暑い中でも、寒い中でも、工期を守るために働いている。
仕事をこなした後に、ありがとねー!や、
缶コーヒー飲む?などとおごってもらえたり
ちょっとしたことが励みになる。
転職の回数は多いし、どこの職場も楽しい思い出ばかりではない。
毎日悩みながら仕事に行ったこともある。
でも、今となってはいい経験であるし、私の中にきちんと何かが残っている。
これからも仕事をしながら、ちょっとした何かをみつけながら
毎日を過ごしていこうと思う。