今日は弟が亡くなってから火葬までやお金のことを書きます。

 

弟は感染者のまま福岡の病院で亡くなり、

私と母は濃厚接触者であったので、病院へかけつけたり、火葬場の付き添いなど

何もできず最期の顔も見ることはできませんでした。これは本当に悲しかったです。


しかし、大学病院の看護師さんが気を使ってくださり、

最期のお顔を見ることが出来ず辛いでしょうから・・・

と写真を撮ってCDに入れて送ってくださいました。

 

ただ、亡くなった時は腎機能が悪かった為、生前の顔とは

まったく違う弟の顔で、この顔はもう私だけしか確認していません。

 

それから病院の説明によると、遺体からの感染のリスクを避けるために

袋に入れられて顔の部分だけが透明で確認できるようになっていると

おっしゃっていました。

 

火葬場の付き添い、お骨の持ち帰りに関しては私のすぐ下の弟Sにお願いしました。

弟Sは一人で自分の弟の遺体の顔を見て、火葬場で待ち、

そして福岡から北九州までお骨を持ち帰ってきてくれました。

とても辛かっただろうと思います。

 

さて、何かの参考になれば、と思いますので、

今回のいろいろなお金の事を少し書きます。

 

コロナウイルスに感染し、治療などした場合の入院費などは

公費になりましたので、病院への支払いはありませんでした。

ただ、コロナウイルスに感染したとわかる前までの検査代などは保険診療費となりました。

 

それから、火葬に関してですが

火葬代はその場でお支払いしないといけないそうで7万円

を現金でお支払いしました。

 

そのほかには、棺代、病院から火葬場までの移送代、骨壺代など。

こちらは30万円と別途消費税。

こちらは後払いで結構とのことでしたので後ほど振込をいたしました。

 

本来ならばこの後に葬儀の金額が発生するはずですが

世の中がこの状況なのと、母も糖尿や肝硬変を持っていますし、

親族も皆 高齢で持病などもあるため、葬儀は行わないことにしました。

 

しかし周りの方からお香典などは頂いておりますので

こちらの返礼品などの手配など。

 

本当は悲しくて、そんなのやってられるかよ状態でしたが

とにかくいろいろな事が追ってきます。気持ちを無にしながらこなしていきました。

 

謄本は本人が生まれて亡くなるまでの物(除籍謄本と呼ばれる)は

750円ほどかかります。こちらは直系親族しか取れないので母を連れて行き取得しました。

住民票は亡くなると住民票除票と呼ばれるそうでこちらは300円だったきがします。

それから病院で亡くなった場合、保険会社から所定のフォームの死亡診断書を依頼されます。

これに関しては病院によりますが8000円近くかかりますよね。

 

これを生命保険会社や、銀行、その他のいろいろな契約している相手先に、

解約やいろいろな手続きをする際、だいたいは必要になってきます。

なので、出来るなら除籍謄本や住民票除票、死亡診断書などはコピーを取ったり、

PDFデータでパソコンに保存しておいたほうがいいです。

 

ここのところ、銀行や、ネット関連の契約会社と解約などの手続きをずっとやりとりしていますが

とにかく、今の世の中ネットでのカスタマーセンターなるものが当たり前になっておりますので

担当の部署へ到達するまでかなり大変な作業です。

チャットサービスも相手がいるのならいいですがAIチャットなどでは役に立ちませんので。

カスタマーセンターも今はなかなか電話担当までたどり着けないようにしています。

 

やっとたどり着けてもこちらの部署では対応できかねます、こちらへおかけください、

やこちらへメールでお問い合わせください、などの状態です。

 

はっきり言って毎回毎回たらいまわしされて待たされて

イライラしっぱなし状態なので、

電話番号、日時、担当名を記録しています。

結構、毎回、担当の方によって違う回答の事もあるんですよね。

対応が悪い担当さんは思いっきり前回の担当の方がこうおっしゃったんですが、と言ったりしているので

クレーマーと思われているかもしれませんね。(汗)

 

まぁとにかく、メールで書類を添付して対応できるところは

PDFで保存している書類をメール添付で解約など手続きをしてもらいました。

 

で、保険会社などは、謄本など原本が必要でないなら

そちらでコピーをとってその後返却してくれるようにお願いしました。

意外と返送してくださいます。

 

まだまだ銀行の手続きなどはさっぱり終わっておりませんが

順次頑張ってこなしていこうと思います。