毎日の中に、日々の今にある「美しさ」。

 景色・場所・こと・モノを

 写真とことばで切り取って・・・ブーケ1

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夕方が

 

夜のように暗い

大雨の日。

 

 

むかし

通学路だった長崎大学へ。

(当時、通学路でとおってただけ)

 

 

今になって分かるけど

敷地が広大で道幅の広さなんて外国のよう。

 

 

 

校舎は

記憶シャッターを押したままの姿。

 

 

 

この外観美を無視しつつも

どっしりと頑丈な

昭和の建物。

 

 

 

あーここって

立っててもガサガサした気持ちにならないのは

むしろじっと見てしまうのは

ジブリ映画の「コクリコ坂から」。

学生たちが熱気あふれて討論するあの空気感の外観。

 

 

 

 

 

 

雨が

 

激しく降っています。

じっと生ぬるい空気。

 

 

こんな時

胸が記憶のずっと向こうを追う。

 

 

 

私はみんながいる部屋にいて

外が暗くて

中は明るくて

湿ってぬるい空気の日。

 

 

 

 

明るさは

 

隔たって

取り残された明るさで

まるで嘘の場所みたい。

 

 

空気がその場で止まっている。

 

 

こんな部屋にいると

日常が急に非現実に回転して

私はいつも不安になってる。

 

 

 

 

 

 

 

校舎の前で

 

現代色の蛍光灯が眩しいな。

真面目に勉強中の学生さんを見て

すごくほっとする〜〜。

 

 

 

ここの学生さんって

ワーワーしてなくて真面目。

マイルドな雰囲気です。

 

 

 

 

 

 

学生さんたちが食堂でご飯、な

ごくふつうのしっとりした日常。

 

 

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敷地に

見上げる高さのヤシの木が生えてるって

なんてことない風景だっただけど

南の地方の特色です。