田原直哉オフィシャルブログ 〜日々1歩先を目指して〜  -2ページ目

World champs 2019

惜しいようで遠い決勝進出。

2009年の猪苗代大会から自身5度目となる世界選手権が終了した。

オリンピックは4年に一度、世界選手権は2年に一度。

今年はテイクオフの改善を目標にこの世界選手権を1番のターゲットとしてのシーズンであります。

世界戦の前に肩を負傷したりとなかなか練習を積めない中での大会となりました。


予選方式は1本目でトップ6人が勝ち上がり、2本目はそれ以外の選手で2本目を飛びトップ6が勝ち上がる。

計12名での決勝。

ここまではオリンピックと同じ。(ワールドカップは予選1本でトップ12が決勝進出)

決勝は12名で2本ずつ飛び良い方の点数が採用されてトップ6がスーパーファイナルに進みそのジャンプで順位が決まる。(ワールドカップは1本ジャンプで6人抜け)

要はスーパーファイナルに勝ち進むためには最大で4本のジャンプが必要になる。

予選と決勝に関しては2本ずつ飛べるのでみんなにチャンスが2度ずつある。

なぜ今ルールの説明をするのか、そして今シーズン私がテイクオフにこだわる理由がある。

1本で決勝、スーパーファイナルを決めるワールドカップよりオリンピック、世界選手権の方が2本飛べる分自ずとレベルは高くなる。

そしてここ数年、ロシア、スイスの若手の成長が著しくレベルはかなりあがっているのだ。

もっと言えば、今までのジャンプでは今までの点数は出ない。ということ。

感覚的には今までのジャンプより7点ほどさがる感じ。

120点取れてたジャンプが113点しか出ないといったところ。


ジャンプの改革をせねばメダルはおろか予選通過すら厳しい。

その改革には技術面だけでなく身体の改造も必要となってくる。

全てを1年で解決するのは難しい。でも、今は1年単位での競技生活。

4年後にここまで行けばといった計画を立てられない。

でも、1年では厳しいこともわかっている。

だからこそモヤモヤするのだ。

今期まだワールドカップが4戦残っている。

なんとかこの4戦で足がかりをつかみたい。

ここから見る決勝は悔しさ以外なにもない。

世界選手権大会 15位

少し日本でエネルギーを蓄えて次はロシア🇷🇺、ベラルーシ🇧🇾のワールドカップ。