田原直哉オフィシャルブログ 〜日々1歩先を目指して〜  -4ページ目

新たなシーズン、新たなスタート、新たな挑戦

さて、12月に入りシーズンも始まりましたね。

 

エアリアルは毎年12月に行われていた中国でのワールドカップが3月に移行したので年内の大会は11月30日、12月1日に行われたヨーロッパカップのみです。

 

11月11日から12月12日までフィンランドのルカまで遠征に行ってきました。

 

今シーズン、ヨーロッパも雪が少なく前半の2週間弱はエアリアルサイトを設営することができずフラットでのスキーの練習。

 

ここもネガティブに考えることなく、この時期にフラットの練習ができるとポジティブに考えてきました。

 

結果的にはトータル的なトレーニング日数が少なくなったので3回転の予定していたところまで仕上げることができませんでしたが、今季のターゲットは他の所にあるのでここも良しです。

 

オリンピックを終えて思うことは、ごまかせなかったなと言うこと。

 

着地を優先的に意識していたため、テイクオフ(飛び出し)の技術がおろそかになっていました。

 

いや、正確にはおろそかにしていた。かな。。

 

100%のテイクオフを狙うと、大過失のリスクも増えるのです。

 

そのリスクをさけるために、テイクオフは60〜70%狙い。それでも他でカバーして勝負ができると考えていました。

 

しかし、ふたを空けると予選は考えられないほどのハイレベル。さらに僕のジャンプは思っていたよりも評価は厳しい物でした。

 

オリンピック前、最後のワールドカップで表彰台に乗ったこともあり、このままでも勝負できると思ってしまっていました。

 

点数が思ったよりもででいないことが解っていたにも関わらずです。

 

それでも、残りの短い時間での技術の修正はリスクが大きすぎました。

 

でも、これは戦略でしたので終わってからあの時あーしておけばと思うことはありませんでしたが、自分が考える最大のジャンプをしたときにどのような評価をしてもらえるのか。

 

1ランク上のレベルのジャンプで勝負したい。

 

それが今年すぐにできるのか?というところはありますが、今季はリスクを抱えてでも改革の1歩を踏み出そうと思っています。

 

今季の大会スケジュール予定

①2018.11.30-12.1

ヨーロッパカップ Ruka/Finland

②2018.1.19     

ワールドカップ  Lake Placid/United States

③2018.2.5-6

世界選手権大会  Deer Valley/United States

④2019.2.16         

ワールドカップ  Moscow/Russia

⑤2019.2.23

ワールドカップ  Minsk/Belarus

⑥2019.3.9

北海道選手権大会 美深/北海道

⑦2019.3.10

全日本選手権大会 美深/北海道

 

今シーズンもJAPAN AERIAL TEAMを応援宜しくお願いします。

 

 

碓氷選手18歳と五十嵐選手16歳 田原37歳😅
家族のお揃いコーデではありません😂

 

碓氷衣織選手がヨーロッパカップ見事に優勝🏆

北京オリンピックに向けて覚醒する必要があるけど楽しみな選手です。

ちなみに田原はヨーロッパカップ初日6位、2日目5位でした。