が~ん。 書いていたブログがほぼ完成寸前に消えてしまいました。ガーン

 

気を取り直して。

 連日の新型肺炎の報道、私はかなり注視してみております。

 

さすがに、新型コロナウィルスが自分の周辺にも蔓延するほどの、パンデミックにはならないだろうとたかをくくっても、 実は今からが、インフルエンザのピークシーズン。

 

今年は、インフルエンザの流行がやや早めに最初のピークが来て、例年と若干の違いはあるようですが、1月最終週から2月にかけてが、インフルエンザ流行の本当のピーク。

 

ですので、手洗い、マスク、うがいは必須です。

 

 

さて、これは報道でも出ていましたが、ジョンズホプキンス大が出している統計マップです。

 

https://gisanddata.maps.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/bda7594740fd40299423467b48e9ecf6

 1/29現在確定されている患者数6057人中、中国本土の5970人に、タイ、台湾、香港に次いで、日本は、マカオ、シンガポール、マレーシアに並んで7人確定しています。

 

発生人数でいうと、世界で5番目。

 

怖がりすぎる必要はないにしても、気を付けたいですよね。

 

 

また、インフルエンザに話を戻すと、インフルエンザ疑いの発熱時に、

ロキソニン、ボルタレンに代表されるような解熱鎮痛剤は飲まないでください。

 

以前は、ボルタレンなどが、インフルエンザ脳症の発生に起因はしていなくても、重症度に関連する可能性があるとのことで、禁忌になりましたが、

現在では、 解熱剤使用と脳症との関連も明らかになってきました。

 

発熱はウイルスに対する免疫反応の一部であり、必ずしも下げなくてはならないものではないですが、解熱剤の使用の際、メフェナム酸(ポンタールなど)、ジクロフェナクナトリウム(ボルタレンなど)は使用しないでください。

 

使用するのであれば、解熱剤はアセトアミノフェン(アンヒバ、カロナールなど)になります。

 

最近は、小児科や薬局でも説明を受けるので、一般の方にも広がってきている知識だとは思いますが、病院に行き慣れている方や医療従事者は、ロキソニンやボルタレンといった薬が自宅に常備されていることも多く、この季節の風邪に、安易にそれらの解熱剤を使用することがないよう、くれぐれも注意です。

 

 

私は、配信系の海外ドラマを好きでよく見るのですが、最近のネットフリックスでトップリコメンドにあがってくるのがこちら。

 
「Pandemic」  Netflix 2020~
 
こちらはインフルエンザの蔓延に対するドキュメンタリー番組ですが、
認可の学校に通うには予防接種を必須とする法案に対する反対活動で、どうして反対するかというお母さんがでてきたり、アメリカと日本の違いを感じつつも、様々な問題を考えされられる内容です。
「My body. My choice」って番組内であるママが力説しているんですが、「この法案が通ったら、自分の意見よりも政府が決めたことの方が正しいと子供たちに教えてしまうことになる(だいぶ意訳)」 って。
その家から一歩も出ないで自足自給で生活するならいざ知らず、「自由」の意味を
はき違えているとしか思えない、富めるアメリカに住むママだなあ、と。
その直後にユニセフのCMを見て、なんの「choice」をする権利もなく、その概念すら持てない子供たちを見て、ちょっと複雑・・・
 
先日も、脳症を起こした結果、失明した米国女児のニュースがありましたが、
インフルエンザで命を落とすこともあり、いかに予防が大事か、重症化を避ける方法があるなら実施するかが、重要と痛感させられます。
 
 
 

♡なつクリニックへのお問い合わせはこちら
  なつクリニック のサイト


♡なつクリニック公式LINEで情報ゲットはこちらから

 

 

兵庫県西宮市高松町3-3 ジオタワー1階

なつクリニック  0798-66-0008 (ご予約)

火曜、日曜定休