さくらとオヤジ

夢乃日記さんの書き込みを読んで父を思い出しました。

父親が亡くなって、もう二年がたちます。
 ほんとに頑固な人で、友達のお父さん達とは全く違うタイプでした。
 父親とは、政治と経済と社会問題以外には、 子供の話くらいしかなかった気がします。
 常に子供とは距離を置いて、威厳持っていた父。

そんな父も私の就職と、結婚の時は、 私の意志を尊重して何も言いませんでした。
 小さい時は私が意地っ張りだったから、 柱に縛り付けられたり、押入れに入れられたり。。
 殴られたことも何度もありましたが、不思議に嫌な感じはしませんでした。
 その中に愛情がちゃんとこもっていた気がします。
 
父が、灰になっていくとき、命のつながりを強く感じました。
 父がいて私がいて、そして子供たちへ。
 命はこうやって続いていくものなのかと、涙が止まりませんでした。
 そして改めて感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 父親にもいろんな形があります。
 私のお父さんは、私のパパはあの人でよかったと
 月日がたって改めて実感しています。

 命をありがとう、パパ。