去年の話です。


年末、クリスマス等でカロリーの高い甘いものをたくさん食べ過ぎたせいか、


久しぶりに、右のおっぱいが、かっちかちの岩のようになってしまいました。


幸い熱はでず、乳腺炎にはならずにすんだのですが、

なんせめちゃくちゃ痛い!!!(ノ_・。)



とにかくおっぱいに貯まった古い母乳をださなくてはと思ったのですが、


揉めば揉むほど、また新しい母乳が作られ、よりかちかちに…(泣)


息子に吸ってもらうのが一番だけれど、徐々に卒乳にむけて回数を減らし、今は寝かしつけだけにしているので、下手にそれ以外で吸われたくないし…



と、悩んでいたら、仕事中、とうとう痛すぎて右手を動かすことすら、できなくなってきました。


これはやばい!と思い、早退させてもらい、予約なしで診察してもらえる産婦人科をかたっぱしから電話で探し、やっと見つかった病院に行くと、おじいちゃん先生でした。


「あ~、しこりができちゃってるね~。お母さん、お子さんはいくつ?」


「一歳半です。」


「う~ん、もうこれはおっぱい辞めるのが一番だよ。ずるずるあげても、お母さんの体にもよくないし。二人目は?考えてないの?」


「いずれは…とは思っているんですけど。」


「産める時に、早く産んだほうがいいよ。歳とればとるほど、また新生児から育てるのが大変だと思っちゃうから。」


「はぁ…。」


「おっぱいやめたら?ホルモンの分泌おさえる薬があるから、これ飲むともう出なくなるよ。」


…と半強制的に断乳をすすめられ、私も断る理由が見つからず、言われるがまま薬を飲みはじめました。


薬を飲んでても、授乳はしていい、そのうち自然とでなくなるから、とのことでしたが、


何となく薬の成分が息子にも影響するのを恐れて、その日の晩から、断乳しようと決めました。



が、当たり前ながら、ぎゃん泣き!!
急におっぱいが飲めない怒りから、泣きつつ、私をたたくわ、蹴るわ…。


眠りにつくまで、どれだけ時間がかかったか覚えていませんが…、まるで戦争のようでした。



そして次の日。


薬には副作用があり、人によっては、めまいや頭痛、吐き気があると言われていたのですが、まさしく頭の回りにピヨピヨひよこが舞うような感覚に襲われてしまいました。


そんな中、二日目の断乳に挑戦。

昨日と同じく怒りながら泣きじゃくる息子と、ふらふらしながら闘いました。




…が。
息子の爪で、顔にガリっと傷をつけられた時、私の心は折れました。


もう、断乳やめよう!


こんなに息子に辛い思いさせてまで断乳する必要ってあるのか??
しかも副作用めっちゃありすぎて、逆に私の身体に影響ないのか??
そもそも薬を使って断乳ってどうなの??


そこからは、思う存分おっぱいを飲ませ、私のカチカチ岩も、す~っと、元に戻りました。


先日一歳半検診にて。


保健士さんにおっぱいのことについて、相談しました。


「おっぱいをあげることは心の栄養なので、お母さんが授乳するのがしんどくないんだったら、急いでやめる必要はないですよ。もう少し大きくなって、より言葉が理解ができるようになったら、きっと本人も納得してやめれますよ。」



…と言われて、ちょっと安心。



一歳から保育園に預けて、息子も私に甘える時間がなかなかないから、よりおっぱいに執着してるとこがあるんだと思います。


ちょっと嫌なことあると、すぐ私の胸元に手をつっこむのも、甘えの表れなんだろな。変態一歳児です(笑)


ゆっくりゆっくり成長を見守らなきゃと、自分に言い聞かせながら、息子と向き合っていこうと思います。


…でも、朝まで一回も起きなかった!って日が早くこないかな~。
ママもそろそろ熟睡したいです(泣)