昨晩はとても涼しく過ごせました。

蝉の鳴き声もひと段落。

そういえば、8月ももう今週で終わりですね。


以前から少しずつ感じていましたが、

最近とみに感じることがあります。

それは、「プロ意識の欠落」です。


「建築をわからないものが建築をしている」

これが今の建築業界の現状です。


ここ数年のTVやマスコミの仕掛けによる

リフォームブームでリフォーム業者が増加しました。

ちゃんとした志をもって開業した方も多くいらっしゃるとは思いますが、

リフォーム詐欺などの問題もありました。

フタをあけてみれば全くの素人がやっているのです。


図面を見ても頭の中で立体的に立ち上げる事ができない。

積算を的確にせず、無理無駄が多い。

指示待ち人間で気がまわらない。

先を見通す工事計画ができない。

などなど・・・


決められたことをこなすのは当たりまえ。

プロとは、求められるもの以上を届けられる技量、技術を

もった者のことだと考えます。