建築プロ用雑誌に面白い記事を見つけました。
下記、私の意見も加えつつ要約、引用しております。
住宅にも価格破壊の時代が来た。
とまるで電化製品のように打ち出された価格には、
正直なところ不満だ。
とにかく安ければ何でも構わないという顧客は増えてきており、
また、機械で全ての製品が出来上がると
勘違いをされているような顧客を相手にすると
坪単価が45万円という見積もりを出しても法外な値段を
ふっかけているというようにしか
とらえてもらえないケースもある。
団塊ジュニアにとっては、我々が提案する商品には
割高なイメージがあるのだろう。
だが、この価格は、住まい手にとって生活の基盤となるような、
安全で快適な住宅を条件として考えた末に出てきたものである。
住むための付加価値としてとらえてもらえれば、
何の違和感もないはずだ。
それらに共感を得られずに、価格を抑えることだけ追い求める顧客には、
何を同説明しても平行線のままで、徒労に終わってしまう。
住宅に対する意識が根っこの部分で違っているのだから、
リフォーム工事においては、商品の価格そして工事金額、
これがまず一番で後は提案とアフターサービスは
ごく当然であって長年の実績や優劣などはあまり言葉にするだけで
重要視されてないのではないか?
二極化が騒がれている昨今、住宅においても格差社会が
表れてきたのかもしれない。
しかし、住宅は一生ものであり、評価の基準は
決して価格だけではないはずだ。