こんにちは☆

 

ニッテキこと日本テキスタイル株式会社の杉岡です。

 

ここ最近は・・・とにかく暑い!!

過去最高や観測史上最高なんて言葉をよく耳にしますね。

 

エアコンを稼働させれば涼しくなるのですが・・電気代やエアコンの効率を考えると

皆さんも窓に「日よけ」をつけようかな・・・

なんて考えられると思います。

 

そこで、日よけを製造しております杉岡がちょっとした選び方のポイントをご紹介。

 

大きさとか形とかは好みの問題や設置場所による部分が大きいので割愛。

ここでは日よけ自体の生地性能の見分け方などを参考にしていただければと思います。

 

ではでは、早速!ブログのタイトルにもあるように

「遮光率」と「日射熱取得率」の違いをご説明いたします。

 

杉岡が簡単な説明イラストを作ってみましたのでご覧ください。

本当はいろんな単位や定義があってややこしいのですが単純にイラストのような感じです。

 

遮光率とは、明るさを測る照度計をおいて日よけが無いときに100とし、日よけがある時にどのくらい暗くなるかの差なのです。

 

と、いう事は・・・例えば「遮光率約80%」で涼しいという表記の日よけがあるとしたら、それは「太陽の明るさを約80%カットします」という事なのです。

 

では、日射熱取得率とはどういう事かというと、熱量を測る箱がありその中の空気を循環させて熱源の熱量や熱還流率(長くなるのでここでは説明を省略)などを加味しながら箱の中の温度等を測定し係数にします、日よけが無いときに100として日よけがあるときにその数値がどの位下がるかという差なのです。

 

ま、わかりやすく言えば単純に「どのくらい太陽熱を取り入れないか」という数値

 

なので「日射熱カット率約80%」で涼しいという表記の日よけがあるとしたら、それは「太陽の暑さを約80%カットします」という事になります。

 

遮光率だけでは涼しいとは言えない具体的な例を挙げてみると・・・

 

真っ黒な鉄板で囲まれた「遮光率100%」の影と、木々が揺らめく「遮光率70%」の木陰ではどちらが涼しいと思われますか?

 

答えは当然「遮光率70%」の木陰です。鉄板でも無いよりかマシかもしれませんが時間がたてば鉄板自体が熱を発し暑くてたまらなくなります。

この違いは「熱伝導率」や「分光反射率」などの要素が大きくかかわっており、黒色の車と白色の車(衣服でもいいですが)どちらの方が熱くなりますか?同じ色の鉄板と布地があればどちらが熱くないですか?ってな要素が複雑に影響してきます。

 

なので、当社の日よけを選んでいただくのがベストなのですが・・・笑

 

市場に出回っている日よけでも、「白色などの明色系」「金属系の素材の場合は表面加工のみ」のものにするなどを注意すると、以前よりも驚くほど涼しい日よけに出会えるはずです。

 

日よけを取付けたにも関わらず、あまり効果が実感できないという方は一度お試しください。

 

ニッテキ日よけ「クールブラインド」もよろしくお願いいたします♪