当時スロットを打ったいた方なら知らないはずのない機種です。アメリカーナXX、トロピカーナ7X とあわせて3兄弟ですね。この3兄弟、3つ子では無くちょっとずつゲーム性が違います。
アメリカーナが始めに出回りました。これにはボーナス成立Gのリール回転の始動が少し遅れる(いわゆる「遅れ」)という特徴がありました。BIGボーナス成立後(「遅れ」発生後)50枚のコインを吸い込んでから放出するというゲーム性であったため、「隣の台で遅れが発生」=「ハイエナチャンス」だった訳です。
次に出回ったのがトロピカーナでした。トロピカーナにもボーナス成立Gでの「遅れ」はありました。ただ、こちらはボーナスを即放出したので「遅れ」=「ボーナス」でした。わかる人にはわかる「ボーナス告知」台だったのです。
最後に出回ったのがこのファイアバードでした。ファイアバードでは毎ゲームわざと「遅れ」を発生させる制御があったためリール回転時にはボーナスの判定は出来なくなりました。主に無制限営業用(その当時では1回交換やBIGボーナス終了時に1000円分のメダルを買い足さなくてはならないルールがあったので、無制限は結構珍しい)に使用されていました。また、トロピカーナでブドウ(15枚役)に対応する絵柄がスイカ(REG)になっているところも違いますね。アメリカーナとファイアバードはリール絵柄、配列とも共通です。
また、BIG成立後トロピカーナでは小役ゲームでBGMが流れる のですが、ファイアバードでは無音です。ですので当時、BIG成立後すぐにメダルを投入して、速攻でファンファーレの音を消し、淡々と無音で小役ゲームを消化している兄ちゃんを見て「シブイなぁ・・・」なんて思ったりしていました。
そう言えば、「トロピ派」と「ファイア派」、好みが別れましたね・・・
<スペック>
BIG REG
設定0(1) 1/328 1/174
設定1(2) 1/315 1/168
設定2(3) 1/292 1/154
設定3(4) 1/282 1/149
設定4(5) 1/256 1/137
設定5(6) 1/228 1/123
<動画コーナー>
BIG~無音の小役ゲーム
(動画取り直してFC2動画でアップ)