祝!半年以内に更新できました!(笑)

 

前回から半年経ってませんが、

その後戻ってきた従業員さんは無事掃除が会社の規定通りできています。

もともと、運転が丁寧な方(じゃないと採用はしないが・・)だったので、

規定通りの清掃がこなせれば、逆にずっと勤務いただきたい従業員さんになります。

 

余計な固定観念を取り払って、

従業員さんも給与をもらっているのは会社からなのだから

まずは会社の方針をきちんと確認した上で仕事は実行し、

仕事の仕方を自分なりに調整するとしても、

お客様の反応を見ながら変更してほしいものです。

自分たちの給与を出していただいているのは利用者であるお客様なのだから。

お客様はきちんと清掃された座席に座っていただいて当然なのです。

 

当社が出している求人募集サイト内に、

仮にラーメンを食べに行ったときに、

なぜ皆様はここのスープは出汁が出ていないとか、

髪の毛が入っているだの偉そうに文句をつけるくせに、

自分がラーメン屋の店員になったら、

スープをめんどくさいから適当に作ったり、

帽子をかぶらないで髪の毛が入ったりする様な行為をするのですか?

と記載していますが、

自分が利用するときの事を考えて仕事するのがサービス業では基本です。

 

前述の運転手は入社後ずっと、部活動の送迎で泥だらけの子供たちを乗せた後の座席の掃除をしていませんでした。

ある日その運転手の乗務後にものすごく汚れが多かった日の座席をよく見せて、こんなに落ちているんだぞ・・と確認させて、

自分の娘が結婚する晴れの日、親として最高の衣装を着て参加する日にお前はここに座ったらどう思うんだ?

目の前の運転手にも、その会社にもふざけるな!と言うだろう?と聞いたら、

実際に自分の娘が結婚する直前という事もありよくイメージできたのか、

その通りだと思いますと言って、やっと理解出来た様子でした。

さらに、これまで貴方にクレームが出ていないのは、

あなたが掃除を十分にしない事を知っている他の社員や私が夜にすべて車両を確認して綺麗に清掃していたからなんですよ・

と再度説明されて、本当にご迷惑をおかけしました反省もしてくれました。

 

 

当社のきれいに車内が清掃された車両は、

ほとんどのお客様から綺麗であると評価いただいているみたいで、

某旅行会社様がとっているアンケートでも頻繁にその旨が記載されているそうですし

2度の目のご予約の方からは、その旨を気に入りまた利用させていただきますと嬉しい評価を頂いています。

他社よりも弊社は少しバス代高め(1日5~8000円くらい?)みたいなんですが、

それでも選んでいただけるとは・・と私も日頃の指導教育に熱が入ります。

 

一旦、とん挫していた東京支店のオープンもいよいよ来週か遅くとも再来週には許可が下りそうで、

採用に力を入れていたので運転手さんの数もそろってきて、来年4月までには新車のマイクロバス2台も導入し、

課題だった教育・管理体制も整えばやっと会社を始める頃に思い描いていた会社になります。

 

先日関東運輸局に呼ばれて経営者の安全に対しての取組や考え方についての評価を頂いてきましたが、

大手さんを除けばかなりの高評価でしたと言われまして・高すぎる評価でした。

その後の管理がこれ以上を求められると思うと、私は何ともなくても従業員さんの負担がね・・と変に難しく考えてしまします。

 

 

ここからはプライベートの話になります。

本年6月で設立10年が経過し、11年目を迎えている当社ですが、

ぎりぎり20代の29歳で会社を興した私ももう40歳になってしまいました。

 

本年まで続けてきた青年会議所の運動も今年で最後となり、

私的には集大成の年と決めた今年は、

本年のメイン事業と言われた少年少女国連大使という大きな事業を担当させていただき、

先日10日間ほど子供たちを連れてスイスとスウェーデンに行ってきました。

 

一眼レフを持って行ったのがメンバーの中では私だけだったので、

いきなりカメラマンとして終日写真を撮ることになり空港からホテル国連の中まで本当に寝る暇もなくて大変でした。

 

ですが、普段の私たちの活動では接触する機会のない会頭をはじめとした役員の皆様とお話しする機会が生まれたり、

ものすごい熱気でついてきてくれる国内から集めたまさに天才秀才と呼ばれる子供達との触れ合い、

そして全国から集まってきたメンバーと共に活動できたという事が何よりの思い出となりました。

 

また今回参加した子供たちは、寝る時間が毎日3時間を切っている子も多くいました。

その子たちにすませんお願いがあるんです!と呼ばれたときは、もっと睡眠時間をください・・と言われるのかと思いました。

実際に言われたのはその逆で、せっかく海外まで来ているのだからもっと勉強させてくれ!という言葉でした。

びっくりでした!

その時私は私もこのままの考えじゃだめだ、もっと上を見ないと!と本当に考えを改めさせられ、

私自身も固定観念にとらわれているな・・もっと澄んだ考え方で物事をとらえなくてはと反省しました。

 

やる気の子達は、当然ですが親にやらされて来てはいません。自らやる気で来ているのです。

つまり寝る暇を惜しんで勉強しに来ているのです。

 

青年会議所の運動も日頃のお仕事もそうですが、

『やらされていると思っている方』からは不満しか聞きません。

 

どんな後押しがあって入会したのか?また、どんな気持ちでその仕事を選んだのかわかりませんが、

最終的に決めたのは自分なのだから、

予想以上に大変な事だったとしても誰かのせいにせずにやり遂げればきっとそれ相応の達成感が得られます。

達成感はその後のチャレンジの原動力になります。

少なくともやり遂げれば会社や所属団体に対する愚痴にかわることはありませんから、

是非率先してお客様や誰かの為になる行為をして充実した日々を送ってほしいと思います。

 

 

実は私は20代は自分の事だけ考えて生きて多くのものを失ったので、

30代は当社の仕事もプライベートも人の為に尽くすと決めて生きてきました。

 

先日も地元ラジオの番組に収録ですが20分ほど出て好き勝手しゃべらせていただいたり、

前回ブログでも少し触れましたが、NHKに出たり、有識者会議に推薦していただいたり、

茨城をPRする東京のアンテナショップに対しての意見を求められたり、

地元の高校からは、

去年行った旅行企画&そのコースに添乗をするというインターンシップ企画が大人気で

今年もお願いしますと直接お電話をいただいたりと普段の業務以外の日々でも色々とお願いされることもあり充実しています。

 

人の為に活動していると多くの方から頼られますし、

目に見える結果としてお客様やかかわった人々からの嬉しい声がいただけましたので、

私的には良い30代だったなと思えて勝手に満足しています。

 

残念な話では、先日とある芸能人さんの企画をこちらからお断りさせていただきました。

数年やり取りして数回実施してきましたが、

芸能人さん独特の固定観念が私の考えとは合わなかったと言いますか、

基本的にお金が何よりも先に来る方々であり、

きっと本人たちはそれが普通だと思っているのですが、

私にとってはそれは20代で俺が俺がと過ごしたころを見ているようでずっと複雑な気持ちでいました。

 

途中からはきっとこの企画での結果はお金しか残らないよ・・しかもその後に続かないお金ね・・と思ってしまうようになり、

今回だけで次回は断ろう次回は断ろう・・と思いながらもファンの方からの直接の取扱い依頼もあり、

それまで続けてきてしまいました。

そして先日ついに『お客様を優先しないこのような行為をしたら私はこの契約を打ち切ります』という当初からの契約を

ツアー実施中に終始破られてしまいました。

 

またそんないい加減な気持ちで仕事をしているからファンの方にウソがばれまして、

もうファンをやめると夜中にマネージャーがファンに囲まれて問い詰めらたそうです。

(私は先に寝てしまったので事実は翌日にファンの方から聞いて知りました。)

初日から私は何度もマネージャーさんや本人にこれでは駄目ですよ・・いつか問題が起きますよ・・と伝えていたのですが、

ファンの取扱いなんてこんなもんでいいだろうという殿様商売的な固定観念を取り払うことができなかったのでしょうね・・

明かにウソがばれて本来受けれるサービスがいい加減な対応から提供されず、

怒ったファンに囲まれても一切謝らないマネージャーさん・・

お金もらってこのサービスを提供すると言ってしないのは大問題ですよ・・

結局翌日のそのサービスを提供したのですが、ウソがばれても決して最後まで謝らない姿勢はすごいの一言でした。

 

そして何よりも翌日体調を崩されたファンの方と病院へ行っていた際に、

付き添いのご友人が言っていた一言が印象的でした。

『昨日みたいな問題が起きて明らかに適当にあしらわれているのがわかっていても、

私達ファンはOOさんを追いかけてしまうんですよね・・』と。

これがダメ男に捕まる女性の心理かと思いましたが、私には全く理解できません。(笑)

 

この事件から現地にて以降の取扱いを固く断る決意をし、

この際だからとファンからの意見や要望をまとめ、

最後のご挨拶の文章でこれまでの感謝の気持ちと、

願わくば気づいてくださいという思いで契約違反についてとファンの想いを伝えさせていただきました。

 

最終的にその方々の考えは変わらず、

今後の契約継続はお客様からの正当なクレームを考えると取り扱う当社のリスクの方が高いと判断し、

以降の仕事はきっぱりお断りすることにしました。

 

 

 

固定観念って人が生きる自信みたいな部分でもありますし、難しいですね。