10月1日、Kobeinternational Ballet Fes2023は無事終了しました。

前日と当日のリハはとても出来が悪く、簡単バージョンでもやってみましたが、全然ダメ。

結局、本番出番直前に「何をやってもダメなら、攻めるしかない」と切り替えて望みましたら。

何とか纏まりました。

ほっ・・・。

もちろん、練習の時と比べ、うまくいかなかったものもあり、本番は60〜70%くらいの出来になるな〜と思いました。

そこそこ自分でも良いと思える踊りをコンスタントにできるようにならないとね・・・。

今回は練習中からムラがあったので・・・。

 

 

今回はジャンプの多い踊りだったのですが、もう来年はこう言う踊りは無理だな・・・と改めて感じました。

ジャンプってものすごく体に負担。

若い頃は良いけど、だんだん関節もクッション性がなくなりますから。

いくら上半身を鍛えても、お腹が抜けないようにしていても、負担になるものはなるのです。

今回はバリエーションの練習の後、毎回膝が軽く腫れていました。

普段のレッスンでは晴れることは無くなったのですけどね。

 

 

あとは、疲労感がすごい。

リカバリーしない。

4年前と同じ「ギュリナーラのバリエーション」を踊ったのですが、当時こんなに疲れてたっけ?って感じ。

帰宅後に、かなり時間をかけて体のケアをしないと、翌日節々が痛くなるという・・・。

年齢を重ねるってこう言うことかと、思い知った瞬間でした・・・。

 

 

歳は誰でもとりますし。

これはどうにもなりませんけど、バレエを続けようと思ったら、普通に衰えていくままにしておくと、そのうち体が動かなくなります。

でも、今まで通りの負荷で練習していたら、体の痛みがなくならない。

怪我にもつながる。

どこのラインで攻めていくのか。

 

 

加齢に抗い、踊ることができる体を維持することはとても大事。

でも、一つ一つできなくなることを受け入れることもある程度は許容しないと。

大きな怪我に繋がりかねない。

こんなことを感じながら、50代最後の私のバレエフェスは幕を閉じたのでした・・・。