『清流』という雑誌を見つけたのは、入院中のことでした。
病棟の食堂のマガジンラックのなかにあった去年の七、八、九月号を読みましたが、なかを広げる前に、美しいデザインの表紙に、目を奪われました。そして身近なテーマと魅惑的な執筆陣を見て、この雑誌は「当たり」だと思いました。
読んでみたら、それ以上のものがそこに展開されていて夢中になりました。
そして、また思いました。ゆっくり静養して、早く退院しよう、そして新しい『清流』を買おうと。
単調な病院での生活に新しい光を当ててくれてありがとうございました。
○「清流」六月号
2005年6月1日
発行
清流出版株式会社