動き始めた私たち | Indigo Walts

Indigo Walts

カウンセラーNorikoのアレコレ。

震災から、とんでもなく早い月日の流れ。


感謝と絶望の繰り返し


業の深さを痛感したり。


ひとつ日常が戻れば、ひとつ欲が増える。


まあ、人間だもの(笑) と思いながらも


ようやく先週より動き出しました。



始まりは、生活共同体となっている隣人の

ボランティアを行いたいという強い想い。


もちろん、健康で動ける世代なんだもの、やりましょう!とは思うけれども


我が家には病弱な母、隣家には病弱な子供。



まずは地盤を固めてから!


お互いそう言い聞かせて一月が過ぎ


日々の中で細々と、できることを。


近所の避難所や石巻の知人の元へ物資供給など。



両家の物資も枯渇してきて


いっちょやってみっか、とmixiで物資支援の呼びかけ。




そこからたった4日目の本日の状況。


・日本全国の個人・企業様(東京・仙台)より物資が届き始め

 既に我が家の一部屋は倉庫と化す。


・山形支部・白石支部も起動。全国より物資が支部にも集まり始める。


・塩釜・七ヶ浜の避難所状況確認、今後の支援については各担当者と初回相談済み


・南三陸方面へトラックで物資を運んでいる団体さんと繋がり

・石巻常駐でボランティアしているリーダーさんと繋がり

 物資の平均化、共有などについて相談中。

・浦戸諸島方面に縁がある方と繋がり


・近隣町内会にて孤立高齢者への支援について相談予定。




なんかもう、すごくないっすか(笑)

我ながらびっくり。


もうね、津波でアスファルトが剥がされた道でも、信号がなくても

ガソリンは入れれるようになったから

どこでも走っちゃうからね。

(でも、遠くはまだ無理w)


物資・仕分け・物流・物資を必要としている人・・・どんどん繋がっていきます。




物資支援を呼びかけた日(だと思う)、塩釜神社でひいたおみくじの言葉


「あなたは大丈夫」


いやほんと。そうみたいです。

背中を押されました。



ご協力してくれているたくさんの方々、

そして、そのさらに向こうにいる支援物資を送ってくれているたくさんの方々

運搬を名乗り出てくれている方々、

情報収集を名乗り出てくれている方々、


ありがとう。


気持ちはひとつだね、ほんとうに。



ひとつひとつ、つないでいきましょう。




昨日、七ヶ浜に行って来ました。


2月に恵方参りで走った道が、道しかなくなってた。


両側に何もないの。


ところどころに、屋根とか、家の一部。


そうかとおもえば、ドーム並みとも思える瓦礫の山。


多賀城の県道では、雨なのに瓦礫から発生する異臭。


そして、地盤沈下による冠水、迂回。




地震後塩釜付近の沿岸部は日常的に見ているけど、家の近くで船も転がってたけど


それでも直視するのは苦しい風景。


自分が運転してるから、まだ走れる、というか。

助手席で眺めているのは辛い。


でも、自分の目に焼き付ける。


忘れない。


そして、新しく変わっていく姿を、ちゃんと記憶していこうと思う。