BLCD 『イベリコ豚と恋の奴隷。』感想 | 半腐女ry生活?

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BLCD「イベリコ豚と恋の奴隷。」を聴きました。
2015年1月30日発売 原作:SHOOWA
出演 小野友樹 前野智昭 野島裕史 間島淳司 他


不器用で一途な源路 × トラウマ持ちの吉宗、身体から始まった関係に変化が ――― !?
見た目はちょいワルだけど、ゴミ拾い活動をするエコな集団 「イベリコ豚」 。リーダー ・ 入江のお目付け役 ・ 吉宗は、人に話したくない過去がある。後輩の源路は、そんな吉宗に随分長く報われない片想いをしてきた。ひょんなことから身体の関係になったものの、セ ○ レから先に進めない …心を手に入れたい源路と、自分のトラウマを背負わせたくない吉宗 …お互いを想う気持ちはすれ違って ――― !?


吉宗優磨(CV.小野友樹)
ゴミ拾い集団「イベリコ豚」のプラスチックゴミ担当の高校3年生。ワケアリ美人で掴みどころがない性格。源路とは身体の関係があり、悪魔のように翻弄する。
佐伯源路(CV.前野智昭)
「イベリコ豚」の資源ゴミ担当の高校2年生。吉宗と二人で入り江のお目付け役をしている。無口で不器用な性格だが一途。吉宗に報われない片想いをしている。
炒飯ハングリー・入江(CV.野島裕史)
「イベリコ豚」のリーダーで高校3年生。通称「イベリコ」キレると手がつけられなくなるほどケンカが強いが嫌い。

(↑炒飯ハングリーって何!?(笑))
椿一翔(CV.間島淳司)
椿建設のやんちゃ息子。高校2年生。まっすぐな性格のため敵も多い。男気のある入り江に男惚れをして恋人同士に。


前野智昭(佐伯源路)×小野友樹(吉宗優磨)
野島裕史(炒飯ハングリー・入江)+間島淳司(椿一翔)



「イベリコ豚と恋と椿。」 の感想はタイトルクリックでどうぞ。


なんだかな
三歩進んで二歩下がる
進んでいるけどもどかしい
何がって
決まってる
源路と吉宗
その関係
次回作
待ちきれないけど待ちきろう


by ノルア
(゚」Д゚)」きもちわるっ



前作が発売されたのと時を同じくしてムービック第6事業部が解散になり続編はほぼ望めないだろうと悲しく思っていました。あれから約2年半。なんと発売されましたよ!ドラマCD付アニメイト限定版が発売され、こちらも発売され・・・よし!この勢いでぜひ最後まで発売していただこうではありませんか!ひらめき電球(笑)
前作から入江たちより気になっていた吉宗と源路のカップル中心で話が進み、体だけの関係を結んでいるということはえろさで来るのか、それとも気持ちを確かめ合えるのか。いや、それ以前に吉宗は雀荘に通い刺青を入れる一歩手前まで行くほど伊賀に想いがありましたがそこまで家から距離を置いてしまった理由が描かれている可能性もあるのか。
ところがご覧のように、もう詩を流行らせて誤魔化すしかありません!≧(´▽`)≦(※本編中で源路が詩を書き留めていて「イベリコ豚」の中で微妙なブームになりつつあったので、私も作ってみました。)
両想いなのに!!!(恐らく。いや、絶対と言いたい!)
壮絶な過去があって前に進めない吉宗と、全てを見せない分魔性に見える吉宗に振り回される源路のすれ違いやらすれ違わなさやらを「イベリコ豚」の仲間たちとの楽しい掛け合いを交えながら作られていました。



個人的には前作よりも作りが良くなっているように感じました。
前作は会話の入れ方がスムーズでなかったり場面転換が上手くなかったりしましたが、本作は突拍子もない会話や小ネタがとてもいい味を出していて原作の雰囲気を損ねていませんでした。
わかりやすい部分だと、ホエイ@武田さんが「カーネ○サンダースじゃねーし!」とはっきりツッコんでいたり吉宗の「だいじょぶだいじょぶスティー○ジョブズ」のネタが入っていたり(軽くピー音が入っていますがそれが逆にいいです!)。前作は丸々変えられてしまい良さが消されてしまっているところもあったので元のまま聴けたことが嬉しかったです。元のままでないと各キャラクターたちがどういう人物なのかや個性自体も際立ってこないと私は思います。
吉宗の過去だけを考えるとこの作品はとてもシリアスなものになるでしょう。しかし小ネタが散りばめられていて、日々ゴミ拾い活動をする「イベリコ豚」たちの様子が生き生きと描かれていることによってとてもバランス良く仕上がっていますGOOD
SHOOWA先生はギャグとシリアスの両方を描けるところに尊敬します。「僕らの三つ巴戦争」くらい振り切ってしまうと私はちょっとついていけないのですが(^^;、本作は良い塩梅だと思いました。作りが良くなったと感じている分前作よりもオススメしたいです。


会話が軽快で、リズムやテンポの良さで耳に入ってくる台詞が多いことも楽しかったです。シリアスをシリアスぶらないでするするっと聴けるのですよね。
ホエイの「ぶーたーはーけだかーい おいしーい肉だからー♪」
吉宗の着信音「ピンピンピロピロピーロピロ!着信!」(入江ボイス)
など、頭から離れません(笑)。
文字をリズムに乗せて耳からも楽しめるというのは音声化の特権ですね音譜^^


台詞を少し書いたらホエイと二瓶@伊達さんと三平@柳田さんの会話を思い出して楽しくなってきましたにひひ
というわけで、「イベリコ豚」のメンバーが各々もしも海海へ行ったらという妄想を繰り広げ、ホエイが行く気満々になるシーンをご紹介。
「うーみー!行きましょうよ!うぅみ~!オイル塗って~ヌルヌルで目立ちましょうよ~」
「それ悪目立ちだろー。女にゃモテねぇだろ。ビルダーか!」
「てゆーか!ホエイさんにヌルヌル足したらなんかもうあれじゃないですか~!」
「マニアが喜ぶか、お腹空いた鳥に突っつかれるかどっちかだよなー」
「ねえ!もうビーチの美味しい焼肉じゃないですかねー?」
「だあれが肉じゃー!ブヒー!」
一同笑
たくさん面白い掛け合いがあるのですが、好き+短めのところを抜き出してみました。皆さんにもお楽しみいただけるはず!と自信満々で抜き出したのに読んでみたらイマイチですよ~(´・ω・`)。
ぜひCDでお聴きいただきたいです!



なんだかホエイさんが主役のお話のような感想文に!
お待たせしました。本題にいきますよ!
今回は絡みのシーンと共に追っていこうと思います。
シーンは妄想含めて4回ありますが、思ったよりもあっさりしていましたし1回1回も短めです。吉宗は反応しないのでシーン自体が不完全燃焼に見えるかもしれません。しかし、その1回で源路がどれだけ吉宗に夢中か、吉宗が源路に満足できていないのではないかと不安になっているかが伝わってきます。



最初の絡みは源路が自宅に呼んだら親が帰って来てしまい逆に吉宗の家に誘われます。お風呂に入ってしようとしますが・・・
この時源路は香水をつけているのですが、その匂いで過去の記憶が蘇り吉宗は挫折してしまいます。(少しですが吐く音が入っているので苦手な方はご注意ください。)
源路はもちろん理由がわからないので自分が何か無理や気に障ることをしてしまったのかと申し訳なく思います。
この時点でやはり2人の間にはまだ埋めるに至れない溝があることを痛感します汗



2度目は源路の想像です!こちらは本作では一番えろく感じました!
小野さんは全体的に適度に線が細くて適度に男の人っぽく、それが色気に繋がるお芝居を見せてくださっていますが、そのままHになると・・・思わず喉が鳴りそうな色っぽい目を感じ・・・とにかく吐息交じりのあ え ぎにドキドキドキドキドキドキします。


最中の2人
「ゲン…だめ…」
「吉宗さん、ここ好きでしょ?」
「ぁ、あ!違う…ぅ…そこ、だめだって…げ、ゲン!」
「だめ?」
「だめ…マジ…だめっ!そこっ…ぁっ!…イイ!」
「いい…いいの?」
「うん…うん!…ぁ……!や!もう!っっっ!」



3度目はお腹の調子が悪いと言いながらも吉宗が源路にフ ○ ラします。
「ヤ リ 友失格だな、俺」の一言に自分の気持ちを見透かされたのではないかと感じる源路。源路の気持ちは単純明快ですし吉宗一筋なのも十分過ぎるほど伝わってきますが、思い通りになりません。
吉宗もまた自分を責める気持ちが強くなって、それを打ち明けることもなく(できず)溝を深めていっているのが見えるシーンだと思います。



4度目は源路は吉宗に呼び出されてデートかと思い浮足立って行ってみれば、元カノとその友達も呼んであれやこれやいらない世話を焼こうとしているのがわかり帰ってしまいます。その後源路が再び吉宗に連絡して色々胸の内を話し誤解も解けてラ ブ ホへ行き、シャワーも浴びずに(正しくは源路が吉宗にシャワーも浴びさせず・・・というちょっとマニアックな感じです)・・・
源路のキスがたくさん降ってくるシーンがありますが、あまり音に変化はありません。素人どー てーが本命を前にがっついている感じ?源路のキャラを考えると合っているのかなと思います。
全体的に前野さんのお芝居は声が太めです。時々源路は変な奇声を上げていますが(笑)、そういう声を発するキャラという部分と普段の声が釣り合っていないような・・・。あくまで個人の感想です。でもそれとは関係なく前野さんのお芝居は嫌味がなくて好きです。
このシーンは
―腰、浮いちゃってるけど…気づいてないか―
い けなくてもそういう反応が見えると地味にえろいなと萌~ッッ


吉宗は過去を未だ隠している分余計に飄々としているようにも見えます。あの経験をしていれば自然と周りの同年齢の人たちより大人びることでしょう。
その姿は源路目線だと“悪宗さん”になるのですよね。吉宗の過去は作品のシリアスさを深めているという部分においてマイナス点と見てもいいのかなと思うのですが、それが“魔性”と呼ばれるにあたってプラスの働きをしています。
私たちリスナーは知っている分魔性の成分がある程度オープンになっていると捉えられるかなと思うのですが(元から色 気のある人なのでやはり全部はわかりませんが)、源路からするとよく分からないまま振り回されていますよね(鈍感だとは思いますけれど、それが源路という人物ですし)。こんなに惹かれているのにくある一定の距離からは絶対近づけさせてくれないしつれなくされてしまうという・・・。
先ほど少し書いたデート詐欺のところなんて特に、は!?って感じですが、源路が苛々しているよりはそれとなく理由がわかる分広い視野で見られた気がします。
吉宗はサバサバしていて冷めてもいますが、でもそういう優しさや予防線を張っているところを見ていると世間ずれしているわけではないのだなと。
で、


「俺のことじゃなくて、吉宗さんは、どうなんすか?俺のことじゃなくて、吉宗さんは。……付き合うとか言うと嫌がるから、変な言い方しかできないけど、ぉ……俺とやりたいのかやりたくないのか、どっちなんすか」
……
「やりてぇよ」


ここを聴いてエクスクラメーションマークがぱっと頭に出没しました。
吉宗の本音が見えたこのシーンが本作で1番好きです(*´∇`*)。



特典CDは小野さんと前野さんで約12分14秒。
テーマトークは「収録を終えての感想、収録裏話」「お2人の理想のデートについて」「メッセージ」
え!?裕史さんのお酒の失敗談最新版!?言えないような内容なんですかー。どっかでしゃべってください!(笑)
恒例の昆布ゼリーが差し入れにあったそうですが、リンゴ味の昆布ゼリーってどういう味なのでしょうか。
前野さんも小野さんも突拍子の無い台詞が面白い!とおっしゃっていました!好きなところを声優さんも楽しく演じてくださっているのは嬉しいですね^^あと、ホエイさんは私も特別賞あげたいくらい好きですよ!^w^
車を使ったお洒落なデートをしたいと前野さん。「フー!」とか入れる小野さん、ノリがいいw
小野さんは浅草の方をデートしたいそうです。明日にでもできそうな感じなのでぜひやってくださいw
このお2人だと前野さんの方が先輩なんですよね。フレンドリーな中にちょいちょい垣間見られる部分がありました^w^



前作を聴かずともまずはこちらだけでも楽しめるとは思います。
前作は入江と椿がメインでしたし。とは言っても前作でも吉宗と源路のお話の方が筆者にとっては印象的でしたが。
一応最初に軽く前作のあらすじを紹介しているのでわかりづらくはないと思います。それにしても、トゥギャザとビッグバンで全部説明しちゃうなんてびっくりです!(笑)
全部をちゃんと知りたい!という方は前作もお聴きになってみてくださいビックリマーク^^