BLCD 『追われる夜の獣』感想 | 半腐女ry生活?

半腐女ry生活?

腐っているような腐っていないような声優&アニメヲタが送る感想ブログ。
(と言いつつ、中身はドラマCDの感想ばかり・・・w)

追われる夜の 獣/インターコミュニケーションズ
¥3,240
Amazon.co.jp

追われる夜の 獣 (プラチナ文庫)/プランタン出版

¥596

Amazon.co.jp


BLCD「追われる夜の獣」を聴きました♪
2008年7月25日発売 原作:遠野春日 イラスト:やまねあやの
出演 野島健児 黒田崇矢 高橋広樹 他


刑事の聖史は潜入捜査中に捕われ、奴 れ いとして競りにかけられる。2000万円で落札したのは、黒い噂の絶えない実業家・脇坂。職務質問に訪れた際、聖史は一目で彼に魅了され、惹かれる気持ちを抑えきれずにいた。しかし「ちゃんと な め てやる。おまえも 気 持ち よくなるといい」許しを請うてもミ ツ に ぬれたものを 弄ばれ、穿たれた 塊 を喰い締めて屈辱のまま み だ れてしまう。このままではすまさない、そう決意する聖史だったが…魅せられて奪われる―美しい獲物を追いつめる、悦 ら くの罠。


水原聖史(CV.野島健児)
家族が全員法曹界に身を置いているがそれに反発するように刑事になる。クールで繊細な見た目とは裏腹に大胆で恐れ知らず。
脇坂鴻志(CV.黒田崇矢)
大学院在学中に会社を興し、巨万の富を築き上げた実業家。裏では非合法なビジネスをしているのでは、という噂が絶えず、常に警察、税務署からマークを受けている。
桜田高広(CV.高橋広樹)
聖史と警察大学校時代からの同期。柔剣道あわせて八段の武道家。聖史を大切に思っているが、実は友人以上の感情を抱いている。


黒田崇矢(脇坂鴻志)×野島健児(水原聖史)



※雰囲気を変えて書いてみようと試みたらこの有り様ですよ。あはははは・・・。



あたしってヤな奴。
脇坂に出会った直後から、職務質問というある意味敵側の出会い方だったのに胸がドキドキして
―なぜだろう。脇坂……彼の名前を聞いただけで、胸が苦しくなる。あれから4日も経つというのに―
そんなことを言っている水原を見て・・・・・・
あたしってヤな奴。
潜入捜査中に水原が捕えられ催 い○ 剤をたっぷり塗られ、喚かないようギャグを は められて・・・・・・
あたしってヤな奴。
ストーリーや展開よりも、強気美人が想像のつかない熱い熱い息を吐き出すところを想像して・・・・・・


早く ヤ ら れて、脳髄からどろどろにとけて、熱にふるえて よ がって、昇 りつめてしまえばいいのに


そんなことばっかり考えながら聴いていました。



この感想を書いた2012年6月頃、野島さんのBLCDばっかり聴いていました。「清澗寺家シリーズ」を一気聴きしたのもこの頃です。内容でも野島さんの受けを堪能できるという意味でも、そちらの方が断然お薦めですが、こちらは一枚でサクッと楽しめ、おまけに野島さんの嗜虐心を煽られる受けを堪能することができました。
普通BLCDを聴く時って受けと攻め2人のラブストーリーとして聴きますよね。私は両者の心情を考えて聴くのが大好きなのですが、野島健児さん受けの作品だけはもっとあさましい気持ちをもって聴いていることに最近気付きました。
攻め視点か他の登場人物の気持ちになって、彼をどうやったら籠 絡できるのだろう、どうやったらみ ○ らな本性を曝け出させることができるのだろう、と・・・。
何書いているんでしょうね。ほんとに気持ち悪くてすみませんね。でも、いくら筆者を気持ち悪く思われてもいいから、野島さんの強気(薄幸もいいですよね~^^)美人受けが素晴らしいことをお伝えしたかったのです。
でも、これだけじゃやっぱり弱いですよねぇ。ということで、1回目の絡みの悶絶台詞を少しずつご紹介します。


オークションで脇坂に2000万円で落札された水原はホテルに連れて帰られます。
(他の人はせいぜい150万くらいしか出していませんでしたし、2000万はやり過ぎだったのでは?(^^;色々証拠も消させたのである程度の額は必要だったと思いますけど、半額で良かったのでは?私ってケチ?(笑))


「っ……・ここは、どこですか?」
「ホテルだ。愚かな真似をしたものだな」
「っ!言わないでください!」
「助けてやったのに、その態度か。案外躾がなってないようだなぁ」
「僕が頼んだわけじゃないでしょう!」
「ほぉ……大した挨拶だなぁ。……いいだろう。この際だ。俺がお前に、礼儀を教えてやる」
脇坂、水原に覆いかぶさる
「っ!なにを!っ…どけっ!どいてくれ!」
「無駄なことはよせ。体力を消耗するだけだ。それに、暴れれば暴れるだけ、血液の巡りが良くなって、薬の効果が、高くなるぞ」
脇坂、触れる
「ん!…ん う う……はぁ……」
「気 持 ち いいか?」
―キスされたからって。ぅうそだ。薬のせいで、こんなの、自分じゃない―
「お前は俺が買った。どんな風に扱おうと、俺の自由だ」

「馬鹿馬鹿しいっ!誰にも、僕を自由にする権利などない!」
「減らず口だけは達者だな」

「っ!んう!……やめて!やめてください脇坂さん!軽蔑しますっ!!!」

「はぁ……自分をごまかすな。聖史。お前は俺に、こうされたいと望んでいたんじゃないのか?」
「!?……違う!そんな!……」

「はぁっ!……ぁあっ!まって……まって!脇坂さん!」
「待たない」

「ぅぅーん……ぃやだ…いや!やめてっ!お願いっ!こんなのは…いやだ……」
「強情だなぁ。だが、無駄だ……」
「はあ!ん……ぅう…う…や、やめて……・」
「やめるわけないだろう」
「んっ!…ぅぅ……うぅ」

「男は 初 めてか?……どうでもいいことだが。どうせお前もすぐに、泣いて俺に、縋ってくる」
脇坂ベルト を外す
「ぅ、!!!……ん…んう…ふ…ん!!!…はぁ、や……だめだ…だ、だめっ……」
「こっちは、随分と素直だなぁ。俺の手が、べ と べ とになった」
「ぃ、やめて……あ!んああ……!ぃ、い、い く……!ん、…ひっ!……ん う う…っ!」
「まだだ。俺が許すまでい か せない。い き た ければ、せいぜい俺を楽しませろ。思いきりみ ○ らなところを見せて、普段なら決して口にしないようなことを言って、ねだれ」
「そ、そんなことできるはず…ない……」


ここから先が更にエ□いのですが・・・お聴きになっていない方の楽しみを奪わないように小出しにしておきます。


「っ!…いやだ!はなせ!…あ、ああ!い、いや……ぁぁぁ……」
「んう!……あ、ぁぁ……やめて!っおねがい!へんになる!へんになるぅ!」←(個人的に)最高にエ□い!!!イチオシです!

「やめてっ!か、か、か き ま わ さ ないでっ!……ぁっ!あ!ぁあ……!んう……」


超み だ れてますよっ!結構頑張って文字に変換した、つもりですけれど・・・全くだめですね。
ぜひこのやり取りはあなた様のお耳でお確かめいただきたいです!


めちゃくちゃエ□いんですよ!
「い く」ってつい口走ってしまうところなんて、とうとう言ってしまったわ♪とドキドキしまくりましたw
「あぁぁ……」って快 か んが高まってあ え いだ後の残り香的な息のつき方がこれまた生っぽくてエ□いです!控えめなのがますます際立たせます!
悪い奴らに催 い○ 剤を塗られた時に出ちゃうヘンな声。体 がア ツ くなって熱に浮かされているみたいに吐き出されるい ろっぽい息。「いやだ!」「やめろ!」と言いながら脇坂の甘い囁きと容赦ない快 らく 責 めに我を忘れていく姿。
なんっでこんなに変化させられるのでしょう!?ぱっとスイッチを切り替えターボがかかる為、なんかもうほんとにヤっ(略)。
・・・・・・ほんっと私って嫌な奴。
全体的にキャラ作り一つ取っても、普段のお堅い美人っぷりにしても、モノローグにしても、語り尽くせないほど素晴らしいお芝居をされているところがたくさんあって、本来ならそちらを優先して書いて差し上げるのが良いに決まっているのに、Hばっかり目がいってしまう。自己嫌悪・・・orz
それでも開き直って書きますけれど、もう一晩だけじゃ足りない。脇坂は彼を軟禁してや り まくっちゃえばいいのにねと思っちゃう程ですよ。



とは言っても、脇坂はあたしのような下品な人間では無いので、もっと紳士に水原を導いていきます。
「追われる夜の獣」なんてタイトルなので、傲慢なド Sが一方的に攻め立ててひーひー言わせるのかと思っていたのですが、意外や意外。彼にもモノローグがあり、人となりがよく見て取れます。
ワイルドな悪党系かと思っていましたが、とても愛情深いです。
彼は自信家という設定があり、一応普段はニヒルに笑っています。それは黒田さんの演技をご想像いただければ納得の域かと思います。
が、その割に―水原が俺のことを好きになるはずが無い―と冷静に分析しているんですよね。それも、1回Hした後ですよ?
よくこの手の自信家タイプは1回 し たら何度も何度も呼び出して俺の物になれ!的な感じでガンガン 突き立ててきますけれど、脇坂は完全な獣ではなく、人間寄りの獣なので、なかなかいいぞ~と思いながら聴きました!
テンプレBLなのですが、テンプレBLは結構好きなので、楽しめました♪



まあでも本当にテンプレBLなので(何度書くんだ!(笑))、刑事と実業家と犯罪と・・・という事件ものなのにその辺はテキトーで、恋愛描写ばかり目立っています。
私の理解で簡潔にご説明致しますと・・・
事件が起こる→捜査する→(急展開・逮捕)→腹いせに残党が復讐を企てる
()内は、ほぼ省略されています。
えええ・・・。つまり上の図に当て嵌めて言いかえれば・・・
水原と脇坂の出会い→関わりができ段々深いものになっていく→どうでもいいので省略→お互いの気持ちを知り愛を確かめ合う
もうこんな感じですよね(笑)。
脇坂が水原の名を出されて敵の罠にあっけなく掛かってしまうところでは、同じ頃に水原も同じように呼び出され背後から何かされたような描写がありましたが、結局真相については脇坂の一言で終わってしまっていますし・・・。描写が親切ではありません!
でも、脇坂が敵から暴 行を受けながら
―聖史がム チで打たれる姿を見ている方がよっぽど辛い―
と耐えているのはやっぱり愛情の深さを思い知らされて、それまでの展開とかどうでもいいや~と思ってしまえました。



広樹さんは割と低めの役作り。もっと積極的に話に関わってくるのかと思いましたが、二人の様子を見守っている時間が長かったです。どう思っているのか確かめて、大切にしろと説く姿など、恋愛以上の感情を抱いている・・・のもわかりますが、保護者のようにも感じられました。



トークCDが面白いともっぱらの評判だったので、旧作感想はトークCDの内容を書かないで済ませていましたけど、聴いてまとめてみます♪
お3方で約15分。
野島さんがふにゃふにゃしてるw司会を仰せつかって「初めから終わってるようなもの」と・・・www
初対決の黒田さんは優しかったと野島さん。女性に対してもがっつかず優しいのだろうと思われたとか。黒田さんがその通りだとおっしゃってましたよw
「いつか絶対けんちゃんをおかしてやる!」と何かのイベントで黒田さんはおっしゃっていたようで、野島さんもそれは覚えていたようw2年越しの夢が叶ったとw
広樹さんの一言で私の中のもやもやが解決しました!「桜田高広」・・・高広・・・高橋広樹!?名前キャスティング!?とwそれだ!
野島さんはそば好きで、水原もそばを食べに行こうと言っていたのでそこもそういうキャスティング!?ともおっしゃってました。
テーマトークは「自分を動物に喩えると?」「お互いはどんな動物に見える?」「獣になる瞬間はあるか?」
なんかみんなフリーダムw野島さんがほわほわしててほんっと可愛い♪噛み合ってるような噛み合ってないような、ゴーイングマイウェイな感じがステキ!^^
広樹さんは自分を大型犬だと喩えていましたが、野島さんが「マングース?」「グリズリー」「スカンク!」などと勝手に次々と別の動物を・・・。「体に武器を持ってそう」という理由のよう。ちょっと意味がわからry(笑)。
この後グッダグダになってきて、黒田さんが3番目のトークテーマを提案しました(笑)。
「時には獣になってあげる」と黒田さんの名言が生まれました(笑)。
確かにこれは楽しいフリトでした!
そっか~。世界のナ○アツが流行っていたころには野島さんは新規作品を受けていらしたんだな~と。随分時間が経ったのですね。



おっと。色々考えてしまいそうになりました!
なかなか面白かったですよ^^あまり辻褄など考えずにお聴きいただきたいです!
感想で散々書いた通り、あたしのオススメポイントは野島さんの強気美人受けです!黒田さんの紳士攻めもいいです!
機会がございましたら^^