社会人留学のすすめ4です。

やっと成田からイギリスに向けて出発しました。
私は荷物を送らずスーツケース一つで出発したので、荷物は最大重量を超える重さでした。
当時は自社便利用だったので、大目にみてもらったのを覚えています。

重量を超えすぎて高額の超過料金を払った人もいたので、荷物の重量は家で測ってから行きましょう!

留学生の一人に20kgの米を持ってきた人がいました。
ちなみに彼女の荷物総重量は70kg。どうやって持ってきたの?っていうくらいの重さです。

米はイギリスでも買えます!
しかも結構安くておいしい韓国米か日本米です。

それに、イギリスは物価が高い高いといわれていますが、超過料金を支払って日本から持っていくより、イギリスで購入したほうが安いです。

特に服は、H&MやPrimark(プライマーク)というイギリスのしまむらのような店で激安で服が買えます。100円ショップならぬ、99pショップがあるので、そこで日用品も揃います。


しまむらよりもおしゃれだと思う、私も大好きプライマーク↓
http://www.primark.co.uk/


さて、イギリスヒースロー空港に到着しました。
私の目的地はロンドンから電車で二時間ちょっとのNorwichというところ。
ヒースローからバスで学校まで行くという方法もあったのですが(学校の寮に滞在したので最終目的地は学校です)、4時間くらいかかるという話を聞いていたので、留学サポーターからは電車でいくことをお勧めされました。

しかし、その電車に乗るには、リバプールストリート駅までいかなければならず、ヒースローからピカデリー線に乗ってホルボーン駅でセントラル線に乗り換えなければなりません。


大きな荷物を持って、しかもエスカレーターもエレベーターもない駅で、階段を上り下りしなければならず、死ぬかと思いました。

日本の駅でエスカレーターもエレベーターもない駅って首都圏ならないですよね。
イギリスってそういう施設的にはもっと充実してるんだと思っていました。

その重い荷物を自分で持ち上げることができずに、一段ずつ引きずって下ろしていると、鍵を掛けていたにもかかわらず階段途中でスーツケースが開き、バンドをしていたから荷物が巻き散らかされることはなかったけど、階段の踊り場で閉まらないスーツケースに乗っかって必死になってロックを掛けなおしました。

そこで、思ったのは、荷物は自分で持ち上げられる重さにしよう!です。
キャスター付きだし、引っ張ればいいやと思っていましたが、階段ということも想定しなきゃいけないです。


半泣きの私を救ったのは、荷物を一緒に運んでくれた見知らぬ人達でした。
荷物思いのに、女の人が手伝ってくれたりして、優しいなあと思ったのです。

リバプールストリート駅になんとか到着したときには、荷物の重さで疲れ果てていました。
電車のチケットを買って、駅でバケットサンドを買って、電車に乗り込み眠りに落ちました。

2月のイギリスはダウンを着ていても寒かったのを覚えています。

そうそう、私、着ていたダウンを成田空港のセキュリティー検査を通るときに忘れて、飛行機に乗る前に気づいたんですね。

地上係員の方にお願いして走って取りに行っていただきましたが、私は最後の搭乗客だし、これで飛行機が遅れたらどうしよう・・・とほんとにドキドキしたのを覚えてます。

そのときは、社員チケットでの搭乗だったので社員の方に奔走してもらい、本当に申し訳なく思いました。


2時間後、Norwich駅に到着して、駅前に止まってたタクシーに乗って、大学のセキュリティーロッジまでお願いしました。そのころはすでに夜10時くらいで、時差ぼけや前夜の徹夜もあり、へとへとでした。

よく考えたら、乗り継ぎ時間を考えると、ヒースローからバスで来ても時間は変わらなかったんです。
むしろ早かったんじゃ?
とにかく、乗り換えもなしで直で目的地まで行ける手段があれば、時間がかかってもそちらを取るべきでした。

荷物が多い留学は、旅行とは違いますからね・・・。

セキュリティーロッジの警備員のおじさんも、この荷物はなんて重いんだ!って悲鳴を上げながら私の荷物を運んでくれました。

学校の寮に滞在することになっていたので、寮まで車で移動して、部屋を案内されました。
部屋は意外ときれいで広くて、快適そう。
しかも3階建ての3階です。

とりあえず、同じ寮の人に挨拶をしようと、隣を訪ねてみると、中国人の若い男の子でした。
そして、キッチンにもとりあえず行ってみる。めっちゃ汚い。

冷蔵庫の中、汚い上に入れるスペースなし。


その後、帰るまで寮生活で悩まされるのは、共用キッチンの使い方でした。
文化の違いというか、使い方が汚いんですよね・・・。


そしてこの後、イギリスの大学で中国人留学生の多さは半端ないってことに気づくのです。
それはおいおい話していきます。


次回は語学学校に初登校です!