最近、考え方ってほんとに人それぞれだし、文化によっても違うな~って思うことの連続で、そういう人たちと討論することは楽しいのですが、あまりにも堅物に出会うと疲れてしまうこともあります。



私の理想というか生涯かけて成し遂げたいと思う夢は、女の人がもっと強くなって、社会進出を果たして、社会の中での確固たる立場を築くこと。

そういうことが実現できる社会や会社のインフラを築くことです。


何から始めていいかわからないから、とりあえずモデルとなれるような人になろうと、日々精進しているわけです。



そういう話を会社の人に話していたら、真っ向から否定されました。

「男は女を食わしてなんぼ」

って思ってる男の人たちってたくさんいるんですね。


彼らの理想は、家に帰ってきたら玄関の前で妻が待っていて、「食事にされます?お風呂にされます?」っていう亭主関白を絵に描いたようなことらしいんです。

風呂が沸いてなかったら、ちゃぶ台ひっくり返すくらいキレると。


え~~~っと、戦前の人ですか?ってコメントしておきました。
ちゃぶ台がそもそもないだろう・・・っていうことじゃないですよねww


まあ、それは特別な話としておいといて、この前、日本人と香港人の考え方の違いに関心というか、おもしろいな~と思ったことがあったので、ご紹介します。



先日、上司が体調不良で病院に行きました。
しばらく入院していたのですが、退院してからものすごく体調が悪くなったので、再び同じ先生に診てもらうことに。


先生としては、退院した時点ですべての治療は施したので、他にできることはないと。
あとは、回復するまで待つしかないですよ。と言われました。


でも、我慢ができないほど体調が悪い上司。


それを見ていた先生が、「あなたはどうしてほしいですか?」と言って来ました。


「レントゲンを撮りたいなら、明日の朝撮るし、もっと検査してほしいなら、尿検査なり血液検査なりします。ただ、私ができるすべての治療はしましたから、あとはあなた次第です。どうしますか?」


という質問に対して、「どうしたいか」ということを答えられなかったんですね。


これって、すごく日本のお医者さんと違うところだと思うんです。
日本だったら、「入院して、再検査しなさい。」とか強制的に決めてくれると思うんですよね。


医者が「あなた次第ですよ。」って判断を任せるのはすごく外国的だと思いました。






また別の話です。

香港では中級クラス以上の家庭では住み込みのお手伝いさんがいて、夫婦共働きという家庭がとても多いです。


香港人の友達に、結婚して子供ができても働きたいという話をしたら、日本では考えられない答えが返ってきました。


「子育てはお手伝いさんに任せればいいよ。多くの人がそうしてる。それか、両親に預けることだってできる。忙しい人とか、育児が好きじゃない人の中には、平日はずっと両親に預けっぱなしで、週末しか子供に会いに行かない人だっているよ。」


確かに、中国に住んでいたとき、子供を置いて出稼ぎに来ている人がたくさんいました。
子供を育てるのは、祖父母の役目っていう文化があるっぽいんですよね。


日本だったらすごく、無責任な親って思われることも、国が違えば普通だったりします。


考え方っていろいろだな~。と思う今日この頃です。