私の父は去年の11月に腰の骨を折っていた。腰のどこかの骨くらいに思っていたが、父は耳が遠いので医者の説明もよく理解しておらず、自己判断で作ったコルセットも全然しておらず、首から、背中から、腰も何だか曲がったままで、痛みも引かないので今年に入ってから名古屋私立大学病院で診てもらったら、脊椎の圧迫骨折だと判明した。最初から近所の整形外科にかかっているときから判っていたのだろうが、耳が遠いので理解せず容態は悪化した。
姿勢を真っ直ぐ伸ばすには手術が必要だが、85歳の父にはリスクが多い。手術中に心筋梗塞になって命を落とすこともあるらしい。勿論神経を傷つけたら手足の麻痺が残ることもある。命と引き換えの大手術なのに、手術したら元の様に治ってシャンシャン歩けると疑ってもいない。高齢の父本人と、高齢の母の二人ではちゃんと話を理解できないかもと思い私がついて行きましたが老人二人のお守りで疲れてしまいました。私が健常者ならもっと力になれるのに親より先に障害者になった自分が情けなく不甲斐なく悲しくなります。さて85歳の父に命懸けの手術をさせるべきかどうするか迷うところです。また、来月受診し検査して決めるみたいですが、、。