沼津港深海水族館・シーラカンスミュージアム公式ブログ

沼津港深海水族館・シーラカンスミュージアム公式ブログ

このページでは、沼津港深海水族館の飼育員が水族館で会える生物たちの飼育状況や、日々のちょっとした発見などを随時お届けしていきます。
随時更新していきますので、是非ご覧ください。

 

みなさん、こんにちは!!

 

 

久しぶりに、

『ザラビクニン』

水族館にやってきました♪

 

 

 

ザラビクニンは日本海や太平洋北部、

オホーツク海の水深200-800mに生息しています。

 

 

残念ながら駿河湾には生息していませんが、

仙台うみの杜水族館さんのご協力で

当館久しぶりの展示です。

 

 

 

 

ゼラチン質の皮膚で覆われた

ピンク色の柔らかい体が特徴的です。

 

涼しげで、夏にぴったりです気づき

 

 

個人的に、とっても好きなお魚なので、

嬉しいです~キラキラ

 

 

 

 

前方に伸びる胸ビレが味蕾(みらい)という、

味を感じる器官に変形しています。

 

この味蕾で海底のエビやカニなどを探し、

見つけると素早く吸い込みます。

 

 

 

 

 

 

ザラビクニンは、

水族館入口、海の底水槽で展示中です。

 

 

是非泳ぐ姿を見て下さいね。

 

カエル まゆげ カエル

 

みなさんこんにちは!かっぴーですグラサン

 

いよいよゴールデンウイーク突入して

館内も少し慌ただしくなってきました!💦

 

そんな中ふと予備槽を見ると...

これはコブヒトデなのですが、よく見ると真ん中の

部分に変な模様があるように思えます。

 

これは実はヒトデが胃袋を出しているんです!!🌟

 

普段はこの胃袋はだしていないので、触手しか

見えないのですが、餌を食べている時によく胃袋を

出している光景を見ます。

このように餌を絶対離さないという強い意志が

感じられます(笑)

 

1枚目の時は給餌する前だったのですが、よっぽど

お腹が空いていたんですかね...wwラーメン

そんなことを考えていたらお腹が空いて

きました(笑)食パン

 

ここまでだとちょっとヒトデの可愛さが

イメージダウンしてしまっているかも

知れないので、表から見た

かわいいコブヒトデの姿も載せておきますね笑い泣き

 

このようにコブがいくつもあることから

「コブヒトデ」という名前がつけられました。

コブ感が可愛いですよねお願いお願い

 

コブヒトデは展示水槽にちょこちょこ入っているので

ぜひ見に来て下さい!!!星星星

 

 

かっぴー

 

 

みなさんこんにちは!

ぽんすけです!

 

 

先日、底曳き船に乗船してきました!

 

やっっっっっっと恵まれ

待望の乗船採集です!!!

 

 

網の中にはたくさんの深海生物がいっぱい!!

心躍る瞬間です!

 

 

今回の乗船ではフトツノザメやフジクジラ、コロザメなどの

深海サメがたくさん捕獲されました!

 

 

さらに深海生物だけでなく

船の上からとっても大きなアホウドリの仲間の鳥や

野生イルカの群れを発見!!目

 

とっても迫力満点でした!!!

 

 

 

捕獲された深海生物は水族館の展示水槽にも展示されているので

ぜひ見に来てくださいね!

 

 

 

 

 

そして、底曳きで捕獲された生物たちは

水族館にすぐに搬入されるわけですが

大水槽の大きなタカアシガニも

駿河湾の深海から当館へとやって来ました!

 

 

そんなタカアシガニの搬入の様子を少しご紹介したいと思います!

 

 

漁師さんから頂いたタカアシガニは2人がかりで

大水槽の上まで運びます!

 

 

運んだタカアシガニには体の中に空気が溜まってしまいます…

そのためすぐに水槽に沈めるのではなく

 

水の中で体を支えてあげながら傾け、

空気を抜きをしてあげますオエー

 

大きなタカアシガニの空気抜きは一苦労です…あせる

 

そうしてひと手間掛けたタカアシガニは

 

はれて水槽デビューキラキラキラキラ

 

 

 

皆さんへお披露目となります!

 

こうやって搬入された大きなタカアシガニが

現在、大水槽にて展示中です!!

ぜひ、GWは水族館にその迫力ある姿を見に来てください!

 

 

ぽんすけ

 

 

 

 

こんにちは、Sです。

 

暖かくなってきていつからハーフパンツ

デビューしようか模索中のSです。

 

さて、春特別展示としてご好評いただいています

深海のフシギ ~㊙飼育員なのに。知りませんでした。~

 

エスカとイリシウムに注目したエリアに、新しい仲間が

登場しました。

 

体表の皮弁が多いカエルアンコウの仲間、

タッセルドアングラーフィッシュ

です。

 

南オーストラリアに暮らすカエルアンコウです。

たくさんの皮弁は海藻に擬態しているのでは、と考えられて

います。

 

長いイリシウムと立派なエスカ、

たくさんの皮弁の珍種。是非ご覧くださいませ。

 

 

飼育長S

 

みなさんこんにちは!かっぴーですグラサン

 

先日、常連のお客様がこの水族館の

ブログを楽しみにしているという情報を

聞いたので、とても嬉しく思いますお願い

 

 

みなさん「エスカ」と聞いてパッと

どんなものか思い浮かぶでしょうか?

 

文字だけだといまいちうーーんとなる

方が多いかもしれませんが、

写真や実物をみると、これの事か!

ってなると思いますデレデレ

 

エスカとは…これです!👇

このピンっとたっているのは、魚などを誘き寄せる

時に疑似餌として使うものです。🎣

ほとんどのアンコウはこのエスカを持ってます。

 

そしてこの上の写真でも伝わるかもしれませんが、

めちゃくちゃ短いですwww

 

種類ごとに長かったり短かったりするのですが、

この写真のホンフサアンコウは体長が40∼50㎝

なのに対して、エスカは1.5㎝程しかありませんでした宇宙人あたま気づき笑い泣き

 

 

ほんとにこんなので魚は寄って来るんでしょうかwww笑い泣き

ちょこんとしていて可愛いんですけどねお願い

 

アンコウたちは現在2Fの催事エリアにて展示中です!

可愛らしいアンコウの仲間たちを

ぜひ見に来て下さい!!!

 

かっぴー

 

みなさん、こんにちは!

てらこです。

 

春休みも終わり、

平日も多くのお客様で

賑わっていた館内ですが、

今はとても穏やかになりましたにやりzzz

 

みなさん、春休みの次は

ゴールデンウィーク

楽しみにしている方も

多いのではないでしょうか!目キラキラ

 

今のうちに水槽のお掃除を頑張って

ゴールデンウィークにみなさんに

綺麗な水槽と生き物たちを

見ていただきたいです!筋肉

 

さて、そんなこんなで

水槽と水槽の中にいる生き物たちの

状態チェックをしながら

館内を歩いていると…

 

ミドリフサアンコウの水槽前で

足が完全に

ストップ!

 

えええぇ!!!(笑)

すごい、すごい

なんだ組体操か!?かわいいね!?

と思わず口にしました。

2匹のミドリフサアンコウの上に

1匹のミドリフサアンコウが

乗っかっていました笑い泣き笑い

面白いのが上に乗っかっているのが

ちゃんと体が小さい個体…笑い泣き

組体操も基本的に体が小さい人が

上に乗ることが多いですよね!ランニング

 

ただ若干乗っかられている方の

ミドリフサアンコウの顔が

不服そうに見えるのは

気のせいでしょうか…?笑い笑い

 

 

深海生物は基本じっとしていたり、

動かないことが多い生き物ですが、

たまにこうやって面白い瞬間が

見られるのでクセになります目ひらめき電球

 

みなさんもぜひ、

当館にお越しになって

生き物の面白い瞬間を

探してみてくださいカエル気づき

 

てらこ

皆さんこんにちは

ぽんすけです

 

だいぶ暖かくなってきた沼津ハイビスカス

じつは今シーズンの底曳きもあと1ヵ月ほど…

 

今年はあまり天気に恵まれず

漁師さんもなかなか船が出せなかったり、

飼育スタッフの乗船採取もわずか数回のみとなっていますえーん

 

今月は乗船採集のラストチャンス!

なんとか船が出港できるように祈るばかりです!船晴れ

 

 

 

さてさて

今日は今シーズン初の展示となる深海生物のお知らせをしたいと思います!

 

じつは先日ブログでも紹介した「タコクモヒトデ」など

少しですが館内の展示生物が変わったりしています!

 

 

その生き物が…

 

 

とってもカワイイ

ベニカワムキです!

 

桜色が今の季節にピッタリですね!

 

 

ベニカワムキは深海に棲むカワハギの仲間なんですが

名前はカワムキ!

カワハギもカワムキも同じような意味な気もしますが…

 

生き物の名前は不思議で面白いですね!

 

 

ベニカワムキは入口入ってすぐの比較コーナーにて

相方のフチドリカワハギのとなりで

現在しております!

 

ぜひみなさんカワイイベニカワムキの姿を

見に来て下さいね!!

 

 

ぽんすけ

こんにちは、Sです。

 

本日は昼前からの降雨で多くのお客様

にご来館頂き、館内混雑致しましてご迷惑おかけしています。

 

「雨が降ったら水族館」

 

と決めて来られた方もいらっしゃいました。

 

さて、

Sが好きな深海生物の1つ

アカツノチュウコシオリエビ

アンバランスなフォルムが好きです。

 

オオコシオリエビと違って

捕獲できる場所が限られているので少しレアな種でもあります。

 

照明を受けて輝く体毛が綺麗です。

 

2F深海の世界で展示中です。

 

是非ご覧くださいませ。

 

飼育長S

 

みなさんこんにちは!かっぴーですグラサン

 

今日は台風並みの風の強さで

道路にも色々なものが飛んでいましたゲロー

 

みなさんも飛ばされないように気を付けて

下さいね!!!

 

そして!!!本日から!!!!

とっても久しぶりな!!!

深海生物が展示されています!

その名も「タコクモヒトデ

です!星星

タコクモヒトデは腕がとても長く、常にヤギや

サンゴなどに、絡みついています。

 

なかなか捕獲されないとても珍しいヒトデです星キラキラ

それが今回は、駿河湾の深海底曳網漁で数匹

まとまって捕獲されました!バレエふんわり風船星

 

捕獲例が少なく、どれ程長生きさせられるか

むずかしい所ではありますが、長期飼育

出来るよう頑張りたいと思いますので、

皆さんぜひ見に来て下さい!!!くもりくもり富士山

 

 

かっぴー

 

みなさん、こんにちは!

 

入口の海の底水槽を

展示変更いたしました気づき

 

イガグリガニが

大集合です!

 

 

お客様にも大好評です。

 

(なぜだか、右側に集まっていることが多いんです!)

 

 

 

よく見てみると、

カップルも誕生していました♪

 

 

オスがメスを掴んで

離しません。

 

 

イガグリガニなどの

一部のカニは、夫婦ガニなどとも呼ばれ、

深海という過酷な環境で生き抜くためか、

気に入ったメスをオスがハサミ脚で挟み、

離さないという光景がみられます。

 

そのため、漁で採集される時も、

ペアで獲れることがあります。

 

 

そんな見た目が少し

厳ついイガグリガニですが、

 

 

つぶらな瞳は

とってもカワイイんです。

 

 

きゅるるんとしていて

とってもカワイイですよね?

 

 

 

 

水族館の入口で、

お客様をお出迎えをしてくれています。

 

 

ぜひ、イガグリガニに会いに来て下さいね♪

 

 

カエル 山口 カエル