アメリカは昔からデブの帝国だったわけじゃない(アメリカ人は何故肥るのか?を読んで) | にゃーオフィシャルブログ「にゃーのダイエット日記」

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ダイエットで85キロを58キロまで落としました。
でもこれで終わったわけじゃないんです。
ダイエットはずっと続けるもの、痩せたらおしまいじゃなくて、ずっとその体型を維持することです!

アメリカというと太った人がすごく多い!

一人前の量がハンパない!

というイメージがあるかと思いますが、

昔はそうじゃなかったということをご存知でしょうか?

それについて書かれた興味深い本を見つけました。

「アメリカ人はなぜふとるのか」というタイトルです。


アメリカ人はなぜ肥るのか (日経プレミアシリーズ)
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前にデブの帝国という学術書が面白いと紹介したことがありますけど


デブの帝国―いかにしてアメリカは肥満大国となったのか
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これを補うような内容ですね。
(デブの帝国はアメリカの実情と何が原因で食欲が増えるのかを実験で検証するという内容でしたけど、今回の本はアメリカの社会事情に絞って書かれています。 →デブの帝国の詳しい紹介はこちら

まずはこちらのグラフを御覧ください。
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1960年から2008年まで肥満者の数がどのように推移していったかを表しています。

ちょい太りぎみな人と身動きが困難になるくらいの物凄い太り方をしている人の数はそんなに変わっていないんですよ。

なのに1970年代半頃からBMIが30を超えるような人、例えば身長160センチで90キロとか、いわゆる肥満の中間層が急激に増えている事がわかります。

これは一体何が原因なのか

それを順を追って解説してくれているのが特徴です。

原因を追求していくと1973年
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異常気象によって食料品の価格が高騰したのだとか

高くなりすぎて買いづらいので

政府が安くなるように補助金を出すようになったそう。

そしたら農家側が作れば作るほどどんどん補助金が出て儲かるということに気づき

どんどん作ったら今度は安くなりすぎてしまった!

それに目をつけたのが巨大食品メーカー

原料が安く手に入るのだからそれを利用して一儲けしようじゃないか!

安く大量に作れるものといえばジャンクフード!
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こうしてジャンクフードの台頭が始まります。

そのうちジャンクフードの方が

生鮮食品より安く買えるようになってしまい

貧富の差が激しいアメリカでは

お金が無い人は高脂肪、高カロリーなジャンクフードを買うようになってしまいました。

続いて、

アメリカの食べ物のサイズについてです。

あちらはとにかく量が多い!

日本でもアメリカンサイズを体験できるお店があります。
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私実際に行きましたけど、あまりのデカさにビビりましたよw
体験記事→アメリカのSMLはスモール、ミドル、ラージではない

でも、もとからそんなに大きかったわけではないのだとか。
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アメリカンサイズの生みの親と呼ばれる人がいまして

実業家のデヴィット・ウォラースタインさん、

彼が映画チェーンの社長をしていた1960年代

どうしたらもっと売上をアップさせられるか?と考え

お客の様子をチェックしたところ

どうも一人前の量が少なくて不満気な人が多いようだ。

かと言って二個買うのは恥ずかしそう。

だったらサイズを大きくして価格を高くすればいいのでは?

この目論見が見事ヒット!

巨大化したポップコーンが飛ぶように売れたのだとかw

その後ウォラースタインさんはマクドナルドの取締役に就任

丁度不況で業績不振に陥っていたマクドナルドでも

映画館の経験を生かして

ポテトを巨大化させたところ売上高、集客数ともにアップ!

おお!そうか!でかくすれば売れるのか!

これを他のチェーンも真似し始め

どんどん巨大化が進んでいったんですって。

そんなことしたら

肥満者が増えて健康に悪いという意見がいつかは出てくるものです。

ファーストフード店は世論を取り入れて

サラダとか健康志向なものも扱い始めます。

でも、店にとっての現実はと言うと
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ヘルシーメニューは投入しても高カロリー商品の販売を控えることは決して無い。

なぜなら高カロリーな商品の方が売れるから!

会社が儲からないと株主から思い切り文句を言われるのが

アメリカ資本主義

売れるものはとことん売らなきゃ!

読んでいる最中に思わず吹き出してしまったのはこの一文
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「マクドナルドの客の98%はサラダを注文しない」

それでふと思い出したのが

前にネタにした心臓発作グリルというお店のことです。
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わざと超高カロリーなメニューを提供
スクリーンショット(2011-04-21 9.08.15)

しかも体重が159キロ以上の人は無料で食べさせてくれるトンデモ店。
(もっと詳しく知りたい方は→こちらの過去記事を参照

ここのお店の経営者は昔は健康志向なレストランをやっていたにも関わらず

あえてこの店をオープンさせたんでした。

こちらの方が儲かるということに気づいたからでしょうね、きっと。

利益の追求と貧富格差

これらがからみ合ってアメリカは肥満大国へと変わっていったということ

よくわかりました。

日本もそうならないでほしいですね。

あ、そうそう!
ジャンクフードを食べていたら絶対痩せられないということはないですよ!

節度を守って食べ、摂取カロリーと消費カロリーのバランスをきちんと自己管理できれば痩せられます!

なんせ私ピザ食べても体型維持できてますからにひひ
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リバウンドしない正しいダイエットは
自分の消費カロリーを知り、どこまでなら食べていいのかをきちんと把握することです。
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初回2011-12-15 21:37:40