寝台特急【あさかぜ】が、ラストランを終え下関に帰ってきました。
私にとっては、特に思い入れの激しい【あさかぜ】
今回のダイヤ改正で【さくら】と共に引退をするっていうのは随分前の日記に書きましたが、とうとうその日がやってきました。

4番ホームには、平日だというのにカメラを構えた兄ちゃん達と、ささやかながら可愛い保育園児達のお出迎えイベントが。
仰げば尊しの流れる中・・・五分遅れで【あさかぜ】は、帰って来ました。
それはまるで、『卒業式』のようでした。
【をとめ心炸裂ツアー】といえば【あさかぜ】が、始まりでした。
ゆったり時間を楽しみながら、【私】になれる時間。
ゆったり時間を楽しみながら【母】に戻る時間にも。
寝台車の旅は、私に【時間】を与えてくれる旅でもありました。
車窓から見た降りしきる雪や景色を楽しませてもらったし、新幹線や飛行機にはない情緒がありました。

自分の卒業式では一度も泣かなかった私ですが・・・【あさかぜ】の前では涙ぐみそうになりまして・・・

これは【引退式】じゃない。【卒業式】だ。うん。

時代の流れで・・・思い出になってしまうけど、忘れないよ☆