夜勤入る前の彼から着信が入る。

最近、着メロを変えた。ドリカムの【何度でも】に。まさに今の心境?(笑)

『着信入ってたみたいだけど・・・どした?』

切なくなるほど・・・以前の声だ。でも・・・もう一息☆

用件を伝え・・・ホントに少しだけ話す。

最後に聞いてみた。

『・・・ねえ・・・あの四人(亡くなった恋人達)の事、忘れてないよね?』

『・・・うん。忘れてないよ。』

『じゃあさ、私の事も無理矢理忘れる事ないじゃん♪』

『・・・あ☆』

『私は今こうして生きていて・・・変わらずアナタの事を愛してるわよ♪じゃあね!夜勤頑張って行ってらっしゃい!!』


彼に何か答えて欲しかったんじゃなく・・・

私の想いを伝えたかった。ただ、それだけ。


電話の向こうの彼は、とても穏やかに『行ってきます』といい電話を切った。