『暗い海にいるようだよ』・・・彼のメールにあった一言。

また声が出なくなり途方にくれている彼。

メールも・・・殆ど返ってこない中、必死に励ましている私がいる。

『アナタが暗い海の中にいるのなら人魚になって助けに行きましょう。大丈夫。アナタは一人じゃありませんよ』

・・・こう返事するので精一杯。

いかにも『をとめ』な文章だな(*/∇\*)と、思ったけれど・・・今の彼にはこのほうが伝わりやすいような気がして。


ふと・・・私はいつまでこんな事をやっているんだろうなんて思ってしまう。


先月の彼の滞在以来・・・彼の顔色を伺っている私がいる。

今まではそんな事なかった。

彼の前では言いたい事を言い自由奔放に振舞っていられた。

彼を怖いなんて思ったこと一度もなかった。


必死になっている自分が滑稽に見える。

でも・・・私は彼が欲しい。