もし、日本が好き…の意味が「日本の政治や組織、仕組みが好き、それがないと生きられない」な人は日本から出る必要はないでしょうし、この国の風土や自然がどうなろうが関係ないことでしょうね。
そういう人と、日本の風土や自然、食などの文化が好きでたまらないが、この国の政治やシステム、因業な慣習はどうにかならんのか?垂れ流しやコンクリートだらけはいい加減止めてくれー!と思う人はやはり一度この国を外から見る必要があると思うわけです。
それは2つの目的を達成するため。
自分は日本人だと深く実感し、本当にこの国が好きだ、と思うため
この国って、他所の目にはどう映ってどう思われているのかを知るため
日本の自然、風土、文化…一度足りと日本以外に生まれたかったなどと思ったことはない。海外暮らしをしたことで、なおさらその思いは強くなった。
未だに行ったことはないが、阿波踊りは映像を観るだけで泣けてくるし、里山で案山子を見たり夕焼け小焼けの赤とんぼを聴くだけで泣けてくる。
しかし、そんな僕に対し「外国好きですね」とか「日本を捨てた奴」なんてどちらかといえば悪意寄りで言われることも、少なくなかったのです本当にうわべだけ。21世紀でもまだ攘夷か
今回もそれを再認識した事件?がありました。
どこぞの社長が日本の税制批判し金持ち不遇をボヤいたら「日本を出て行け」という声が殺到したらしい。
僕だってそんな金持ちの言い分に同調しない。ネット上で愚痴ることか?と思う。子供っぽくって身勝手で。
でも、反論がなぜ「日本が嫌なら出て行け」になるのかさっぱり分からん根が深い村八分社会。
気に入らない者や意見に対し、すぐに国を出て行けというのが母国愛?
国の仕組みや集団の空気に交われず、改革を訴える者を排斥するのが同志愛?
言葉にできない恐怖や不安で故郷を離れようとする者を非国民扱いするのが郷土愛?
僕は日本を出て初めて自分の島国根性に気付かされました。皆さんも一度出て
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