みなさん、こんにちは!
小川泰平でございます。
皆さんもご存知だと思いますが、2015年2月20日、神奈川県川崎市川崎区 多摩川の河川敷で発生した、殺人事件は本当に凄惨な事件でした。
発生翌日から、毎日事件現場周辺に入っていました。
取材を続ければ続けるほど、絶句でした。
本当に涙しかありません。
無理やり裸にして冷たい夜の川で泳がせたと、逮捕された少年は供述しているそうです。
私は、発生の翌日現場に行きましたが、寒くてコートを着ていきました。
犯行時間は午前2時頃と言われています。
当日の気温は5度だったそうです。
しかも、街灯も無い真っ暗な、あの汚い多摩川で泳がされた、被害者の上村遼太君、想像を絶する辛さだったと思います。
その上、川から上がった上村君に・・・・
ブログで書けるような内容ではありません。
私も川崎警察署に勤務していた経験があるので、あのあたりの環境は理解しております。
川崎に限らず、全国どこにでも、やんちゃな子供たちはいますし、不良と言われるグループがあるのも事実です。
グループの中でも、グループ同士でのトラブルや喧嘩も当然ながらあります。
グループに入りたい者、グループから抜けたい者、色々です。
ですが、凶器を使用する、というのは考えられないことです。
容疑者の少年A たちは、どこでどう変わってしまったのか?
少年鑑別所から出てきて間がなかった、少年A (18歳) 、更生するどころか、「ハク」がついてしまったようです。
少年法の改正、実名報道の問題、等々、今後の検討材料が山積みです。
スクールソーシャルワーカーが川崎市には7名しかいません。
スクールサポーターは川崎市に8名だけです。
確かに少ないですが、存在していたことは事実です。
学校、警察、家庭、色々な面から検証する必要があると思われます。
現場である多摩川の河川敷には、たくさんのお花が手向けられています。
上村遼太君のご冥福をお祈りいたします。
合掌
小川 泰平
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