フランスでの行方不明事件 | 犯罪ジャーナリスト 小川泰平 『現場刑事の掟』

犯罪ジャーナリスト 小川泰平 『現場刑事の掟』

2009年12月に30年間の警察人生に幕を引き早期リタイヤを致しました。犯罪ジャーナリスト 小川泰平『現場刑事の掟』のブログを書かせて頂きます。警察と国民のみなさんの架け橋になれれば幸いです。現在は執筆、講演のほかTV番組等で各種事件の解説等をしております。

みなさん、こんにちは!

小川泰平でございます。

 

今年は11月に雪が降ったり12月に暖かくなったりと、おかしな天気でしたが、ここにきて非常に寒くなりました。

毎日、寒いです。寒さに弱い私は毎日ふるえております。

皆様も、風邪などひかないようにお気をつけ下さい。

 

12月の4日の夜~5日にかけて、フランスに留学中の黒崎愛海さんが行方不明になっている事件で、フランス警察が手配をしている男性をチリ人だと発表したようです。

 

フランスは世界96か国と犯罪人の引き渡し条約を結んでおりますが、チリとは犯罪人の引き渡しは条約が結ばれておりません。

一部のテレビ番組等では、引き渡されるのは不可能であるような内容ですが、決してそうではありません。

ICPOルートがダメなら外交ルートという手があります。

日本の警察も日本の裁判所に逮捕状を請求し逮捕状の発付を得ることが出来ます。

色々と条件は必要ですが日本の警察も逮捕状を取ることは可能です。

 

容疑者がチリ人とのことですが、自国に逃亡しているとなると、かなり厳しいです。

自国民は不引渡しの慣例があるのも事実です。

 

ですが、外交ルートを使うと、意外と上手くいく場合があるのも事実です。

外交ルートの場合は、過去の例をみても、国と国との力関係が大きく影響してきます。

 

また、容疑者が第三国に逃亡している場合も、犯罪人の引き渡し条約がない場合は、外交ルートが有効です。

 

1日も早く、容疑者を逮捕し、行方不明の黒崎愛海さんの行方に関してい追究する必要があります。

また、チリの自国に逃亡している場合、直ぐに身柄の引渡しとはいかないまでも、IPルートでチリ警察に取り調べを依頼することは出来ます。

その場合、日本の警察、フランスの警察が、チリに行くことになると思われます。

 

日本警察が取調べ室に入って取調べを行うことは出来ませんが、直ぐ近くで、取調べの状況を知り、必要な事項をリクエストすることは可能です。

 

私も、国際捜査課時代に、国際共助を担当しており、オーストラリアで発生した保険金殺人の関係者を日本国で、オーストラリア警察の要請で取調べをしたことがあります。

また、逆に私が韓国の警察庁に赴き、日本警察の要請で韓国警察に逮捕してもらい、取調べに立ち会ったこともございます。

 

1日も早い解決と、黒崎愛海さんの無事をお祈りしております。

 

また、9月26日(月)から、大分県で行方不明になってる、五條堀美咲さんの行方不明事件に関して、断片的な情報でもなんでも結構です。

どんな些細な情報でも結構です。

何かお分かりの方はご連絡をお願いいたします。

五條堀美咲さんの無事と、1日でも早く発見されることを願っています。

 

五條堀美咲さんの関係で、何らかの情報をお持ちの方は、

大分東警察署までご連絡をお願いします。

電話 (097) 527-2131

 

または、私のホームページの「お問い合わせ」からお願いいたします。

http://www.ogawa-police.com/contact.html

必ず、電話番号を記載してください。

 

どんな些細なことでも結構でございます。

五條堀美咲さんに関する情報をお願いします。

 

よろしくお願いいたします。

                            小川 泰平

 

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