ブータン母子で行ってきました!と話すと
「こどもがかわいそう!」とという反応を何度かうけました。
ここでは、ブータンにどうして行くことになったのか、
ちょっと書いておこうと思います。
私はもともと、ヨーロッパは少々、それに中国(それも田舎)や
韓国(やっぱり田舎)、カンボジアなどなど割とアジアの各所に
出かける機会が多かったです。
単なる旅行だけじゃなく仕事がらみもあったりしましたが
うわーーー><って思うこともありましたが、基本そういういのも
楽しめちゃうタイプです。
娘は物心ついたときから、割と身近に仕事や留学などで外国に
行く人や来日した外国人に囲まれていたような気がします。
娘には、彼女が大きくなったころを想像すると、
日本の島国に閉じこもって一生を終えるつもりではだめだろう、
大きくなって一度は日本を飛び出してほしい、
そんな思いをもって接してきました。
なので、私の韓国長期出張では娘も帯同しちゃったり、
外国へ行かなくとも小さい時から子供用の世界地図のパズルを飾ったり、
パパがエジプトに出張したらエジプトについて一緒に調べたり、
職場に研修に来た韓国の方は家族もまとめて家に招待したり、
できるだけ目を外向きに向けるように努めてきました。
そんな今年の4月の初め。
ふと「もう来年は小学校一年生か~。GWも長期では旅行できないなあ」と
思ってしまったんです。
最初はリュックでもかついでヨーロッパ横断でもしようかと思ったんですけど
ヨーロッパはやはり地理や歴史や美術など最低限の知識がないと5歳には
楽しめないかもしれない…
ハワイやふつーのヨーロッパ旅行なら大きくなって自力で行けばいいし、
いまこの年齢で一番(いい意味での)ショックを与えられるのはどこだろうかと
かんがえました。
本人に「今行きたい外国ある?」と聞いてみたところ
最初に出てきたのは「チリ!」……εミ(ο_ _)ο ドテッ
なんでも、チリでペンギンが見たいと…
希望にはこたえてあげたいけど遠すぎるし、治安などを考えると私が娘を連れて
行く自信はなく、申し訳ないけど却下。
次に南極という無茶な回答が続き、三つ目の回答がブータンでした
えぇ、本人が行きたいって言ったんです。
私が無理やり連れて行ったんじゃないんですよ?
昨年の王様と王妃様の来日をニュースで見て、すっかりファンになっていたなっち。
ニュースを見ながら「本当に王さまとお姫さまっているんだねえ」とうっとりしていた
なっち。
そして、国王がなさった、各人の心の中には龍がおり、経験を食べて大きくなっていく
という話。
あの話は、なっちにはとても印象深かったようです。
そんなこともあって、頭にブータンという国が刻まれたのですね。
「ブータン」という言葉を聞いて、私もむむっ!と反応してしまいました。
日本より物資には恵まれないが、GNHという指標で幸せを追求する国…
小さいうちに見ておくことはいいことかもしれない!と思いました。
調べてみると、連休中は乾期で気候も穏やか、ブータンの人柄もみな穏やか。
しかも、治安が良く、高地で乾燥しているため衛生面もそれほど心配ないとのこと。
さらに、外国人観光客にはガイドとドライバーがもれなくついてくる…
これなら母子でもなんとかなるかも。
こういう経緯で、母子ブータン二人旅の計画がスタートしました。
京都でのお二人❤
この日、用事でなっちも京都に行っており、「おひめさまに会いたい!」と
私たちを困らせましたが、ホントにブータンに行くことになるとは・・・^^
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