キチュ・ラカン~子連れブータン☆1日目 | 子連れブータン二人旅♪

子連れブータン二人旅♪

5歳の娘の「王様と王妃様に会いたい!」
という強い願いに引っ張られ、ブータンに
出かけてみました。

想像をいい意味で裏切られる素敵な旅に
なりました。
子供とブータン旅行を検討されてる方の
参考になればうれしいです♪

いよいよ空港を出発!
空港を見下ろしながら、山道をゆっくり車が走り出します。


今回、道が悪いだろうからと、ベスト型のチャイルドシートを持っていっていたのですが
ガイドのタシさんの「なっちちゃん、助手席に乗りますか?」という言葉に
なっちは大喜びで助手席のタシさんのおひざに乗り込みました。 遠慮なし…

「シートベルトはブータンではしません!大丈夫!!」というタシさんの
自信満々の言葉に、日本では今まで一度もチャイルドシートなしで
車に乗せたことがないのに、何となく押し切られてしまいました。

実は、「まずいなあ」と後部座席で思っていました。
中国の雲南の山道で、「大丈夫~~」といわれながらかなり恐ろしい運転で
ちぢみあがったことを思い出し、シートベルトはさせるべきだったと激しく
後悔していました。

しかし、ドライバーのキンガさんは30キロ以上のスピードを出しません。
少しのカーブでも減速して、先が見えない場合にはクラクションを鳴らし、
とても丁寧な運転。
しばらくその様子を観察した結果、この運転なら危険度は限りなく小さいだろうと、
自分を納得させることができました。
   それでもベルトした方がいいとは思いますが。。。

ちなみに車はトヨタのプラドでした。
なっちのかいたプラド。助手席にタシさんとなっちが^^

15分ほど走るとパロ市街に到達。メインストリートを抜け、
パロ川に沿って北西に進みます。

川はブータンのゾンカ語でいうと「チュ」。
だからパロ川はパロチュというのだと教えてもらうと
なっちは気に入って何度も「パロ・チュ パロ・チュ」と繰り返していました。

そして最初の訪問場所は、キチュ・ラカン。
ラカンは寺院の意味。

7世紀、ソンツェン・ガンポによって国内に建てられた108のお寺のうちのひとつで
ブータン最古の寺の一つとされています。
とはいえ、考古学的な調査などが行われたわけではなさそうです。

外郭と内郭に分かれており、外郭は北から入ります。
なっちはなぜか石畳に反応していました。

右側の大きな建物が内郭の東部分にあたります。
外郭にはチベット式のチョルテン(仏塔)が二つ並んでいました(一つは木の後方)。
このチョルテン、よく見ると・・・
 
相輪の上に日月が来る意匠は、かなり古い段階で日本にも伝わっています。
ちょっと感動~

内郭に入る南側からの門の前にはご老人がのんびり座っていました。


この左側の建物には、無数の燈明が奉げられていました。


門を入っていくと…

中庭に出ます。  
正面右が有名なミカンの木です。
こんな高地にミカンがなるというのはここだけで、聖地である証拠と信じられているそうです。

ミカンの背後、中庭から見て北側が本堂です。
奥室があって、そこに釈迦如来を中心に多くの仏像が安置されていました。
そこがもともとのお堂であったようです。

お寺の建物内は一切撮影禁止なので、写真がありません。
信仰の対象として、ブータンの人々が本当に大切に敬っているようすが
見てとれて、撮影禁止も当たり前だなあと思えました。

西側の建物は、割と最近の高僧のお住まいだったそうで、ベッドやいすが
そのまま置かれていました。

東の建物は第3代王妃が建立されたという、チベット仏教の祖グル・リンポチェの大きな像が
祀られていました。
なっちは、「ブータンにも大仏さんがいるのねえ」と見上げていました^^

外郭の外壁にはぐるりとマニ車が設けられていて、
なっちは目を輝かせていました。

マニ車スペースには、土をこねて作った素朴な塔型土製品が
奉げられていました。
土の中には骨の粉もまぜられているとのこと。


きづくと、なっちはタシさんに甘えて抱っこやおんぶをしてもらいながら、
まわしまくってました
 
実はこの後、さんざん回して飽きてきたのか、
大声でふざけて「めんどくせー」と叫び、私から大目玉。。。

というのも、このマニ車、中には経文が入っており、
一回まわしたらお経を一回読んだことになるという
仏教徒にとってはとても大切なもの。

マニ車をまわす前に説明したらよかったんですが、
なっちはくるくる回る面白いおもちゃに思えたみたいです。

ひどい言葉づかいもさることながら、マニ車は大事なものだと話すと、
なっちは「めんどくせ―って言ったの、閻魔さんに聞こえてないかな・・・
地獄に行かされないかな」と反省しきりでした

この後、パロの町に戻っていよいよ初めてのお食事^^

レストランは地球の歩き方にも載っているチャロ・レストラン。

レストランに入ると、なっちがくぎづけになっている!

なっち憧れの国王ご夫妻のお写真♪

この笑顔

この後も街角、レストランなどなどいたるところに国王夫妻の写真が
飾られているのを目にしました。
本当に敬愛されておられるんですね~。

そしてお食事は…赤米にお野菜たっぷりでおいしかったですよ!


お皿の左上にあるエマ・ダツィ(唐辛子のチーズ煮?チーズ和え?)。
辛いと聞いていましたがどんなものか試してみました。
結果…韓国料理の比じゃないくらい辛かったです

しかし、エマ・ダツィ以外は全く辛みなしです。
なっちもモリモリ食べました。

しかし、このレストランの私たちの席。。。
窓から何か見える・・・
食事中のなっちも気もそぞろ^^;

それは…

続きはまた明日^^



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