セブから帰った土曜の夜。
いつもの通り、19時半からはブラタモリ。
いつも通りのほのぼのした信仰に癒されるていた番組後半。
突然そのシーンは現れた。
タモリさんが泡盛の蔵元を訪れた時に語った言葉の一つ一つが心にしみた。
先の大戦の沖縄戦でそれまでずっと受け継がれたきた泡盛も黒麹も全て燃えてしまった。
奇跡的に残っていたむしろにこびり付いた黒麹を集めて培養して蔵元さんに配った。
そして・・・
戦前は存在した200年、300年の古酒を復活させるために
今、ずっと古酒を管理している。
それでも今やっと60年。
だから、今いる人たちは当然その味を知ることはできない。
それでも後世にそれを伝えようとする努力と愛情。
蔵元さんの言葉のひとつひとつに重みがあった。
そして、そんな努力も愛情も全て消し去ってしまう戦争
その辛さや苦しさを一番知っているのはやっぱり沖縄の方々なんだろうな。。。
って改めて感じた。
いろいろな思いを感じた瞬間だった。