本日レッスンの6歳ちゃん、ピアノの後はバレエ、というハードスケジュールです

時間が詰まっているので 水色のレオタード姿でピアノに来ます


もう、かわいいったらありません!!!!!!(寒そうですが)


で、ウタが少々前から言い続けているのが

ウタもバレエに行きたい

です


うーん・・・・ものすごくやらせたいんです、ワタクシ的には


ワタクシが幼いころ、ちょっとでもやりたいことがあったら 両親はすぐにお稽古に連れて行ってくれました

何事もやってみないとどこに可能性が潜んでいるかわからないからだそうです

でもワタクシは全く逆で、

子供が泣いて懇願しないとやらせない、その代わり おけいこを始めたら絶対に音を上げない

というスタイルが好み(?)なんですが・・・


ワタクシは 公文・習字・そろばん が長続きせず(というか1日目でやめ)、体操や陸上、バレーボールなどのスポーツは1年間ずつだけやり、ピアノ関連(ヤマハ全般)とスイミングだけが長続きしました

ただ、ワタクシが望んだ空手は 父が「こんな粗暴な子供に空手なんてやらせたら大変なことになる」と言われて却下され、件のバレエは 母が「なんかピンとこないのよね~と思った」、という理由だけでやらせてもらえませんでした


ただ、ワタクシの「やらせてあげたい」理由は上記の 

①レオタード姿のかわいさと 

②自分の希望が通らなかった残念さと 

③姿勢がよくなるだろうという素人考えと 

④立ち居振る舞いが優雅になればいい 

というあまり上を見ていない気楽さからくるものです


で、なにが問題かというと ワタクシがピアノの入門者を迎えるときには 最初から

毎日練習することが入門の条件です(←守られていないんですけどね)

・音を楽しむから音楽、というのは 音楽を表現する技術あってこそですから 練習は必須です

・下手なままだと「楽しく」なんてなりっこありません、自分で楽しめるようになるまでは練習あるのみです

・練習して技術があっても 知識がないと底の浅い演奏となります、勉強も必須です

などなど 練習!練習!!と口うるさいコトを言うし、自分自身でも 生徒の上達があまりにも遅いと それを受け入れることが難しいタイプだという自覚があります

ですからぶっちゃけ、「女の子だからピアノくらい弾ければ」とか「とりあえず音楽を楽しんでくれれば」くらいの考えの親御さんとはあまりにも温度差があります


でも、自分がウタにバレエを習わせてあげたい、と思うのはモロに↑のワタクシとの温度差アリの親御さんたちと一緒なんです

「女の子だからバレエやっていたら素敵だな」とか「体を動かすことっていいことよね」程度の考えしかないのです

もう少しはっきりいうと 芸術を習いに行く覚悟、というものがないのです


こんな弟子が入ってきたら迷惑だろうなぁ、と本気で思います

万が一、ウタが本気になってピアノもこれから始めるであろう第2楽器も捨てて バレエ一筋でがんばりたい、となったときに経済的にサポートしてあげられないし やっぱり、こんな半端な状況でお稽古ごとを始めるのは いけないのでしょうかね・・