● 長良川湖畔の鵜匠さんの家の注連縄飾り
お正月に帰省していた友人が、鵜飼いの注連縄飾りの写真を送ってくれました。
鵜飼の注連縄飾り
首の長いのが鵜で、うしろは籠と腰蓑だそうです。
鶴の変形バージョンですね。
そう思ったら、亀も変形バージョンで鼈もできるかも(笑)
こういう注連縄飾りを作るとは、鵜飼いという仕事を愛しているんですね。
鵜は苦しくないのかな?って前から思っていたので聞いてみました。
この注連縄飾りがお正月だけ飾られているものなのかも。
とのことで、愛と信頼関係があるんですね。
これ、顔を出して撮影して欲しかった!(笑)
今まで鵜飼いはかわいそうと思っていました。
ホームページを読んでみたら、実際どうなのか、鵜の特性も知らなかったなと思いました。
・・・鵜匠の鵜に対する愛情。きっとそれが鵜に伝わるからこそ、鵜は毎日頑張って魚を捕ってくれるのでしょう。絆で結ばれている鵜匠と鵜が織り成す鵜飼・・・
などとあり、思っていたのとぜんぜん違うなと思いました。
猫を子供同然に可愛がっているから、狩りをしておみやげを持ってきてくれるのと似たようなかんじでしょうか(笑)
こういう仕事は愛がないとやってはいけないと思いますが、誰もが就ける職業ではなく、鵜匠家に生まれた男性しか就けない「世襲」であり、一家に一人とのことで大切な精神を受け継いでいっているのでしょうね。
誰でもなれたら、日本人の心や、愛はどこかへ行ってしまいそうですから。
そしてどんな仕事にも、また仕事以前に人としても技術や知識以前に心、精神が大事であると思うのです。
しめ縄飾りも言葉や食べ物のように、各地でいろいろな形があり面白いです。
来年が蛇年なので、今年作るのは蛇の注連縄飾りを予定しています。
注連縄自体が蛇の絡み合った姿を現していることもあり、それでさらに蛇を模った注連縄飾りとなります。
また夏ごろ締め切ると思いますので、気になるかたはお見逃しなく。