先日、「オーストラリアは、国民一人あたりのGDPがそれほど高くないにも関わらず、給与水準が日本よりも高いのはなぜか?」ということを友人と議論しました。



10分くらい話した結果、「日本には資源・原料がないから」という結論に至りました。



資源・原料がなければ、それを他国から輸入せざるを得ないため、資源・原料を有する国に比べて日本国内の物価は上昇します。

また、資源・原料そのものを売ることでは他国からお金を得られないため、それに付加した価値分しかお金を儲けることができず、同じ製品を輸出したとしても利幅が相当薄くなってしまいますね。



資源・原料を持たない以上、日本人がワークライフバランスを実現し、働きに見合った生活レベルを実現できるようになるには、非常にレベルの高い価値創造能力と、圧倒的な効率化能力が必要になると感じました。

(国レベルでは、必死に資源の権益を抑えようとしているようですが、思うように進んでいませんね・・・)



特に、国内サービス業の生産性は非常に低いといわれているため、私が属する人材業界も相当な努力が必要であるように感じます。



頭を使って、真剣に頑張らなくてはならないですね。