ザ・オダサク | おやぶん雑記2

ザ・オダサク

文一くんは
おそらく夏の松竹座である舞台の、5倍は重要な役で
おそらく夏の松竹座である舞台の、3倍は出番が多いであろう役でした。
佐々木さんと西山さん(二役)


いやー。
いい舞台だった!!!

ジャニが出てる舞台で、こんなにすごいと思ったことは初めてです!!
ストーリーも、文ちゃんがどんな役かもうまく説明はできないけれど
なんか、面白くて感動したのは、おそらくキャストの皆さんの演技がすばらしかったからだと思います。


ひとことで言えば、オダサクが恋をして、出世して、死んでいく
結構な王道パティーンなお話なのかなー?


泣かされたよ。
文ではなく、姿月さんに号泣させられた。
オダサクを可愛がって、見返りを期待せずに援助し続けて
奥さんに少し嫉妬しつついいお姉さんをやり続けて
そうしたら弟が立派になって、しかも恩返しをしてくれたんだよおおおおお。
自分の下から独り立ちしていく大きな弟の背中を誇らしくもあり、寂しく見送る姿・・・
(号泣してセリフとか歌詞とかあんま聞いてなかったから若干妄想はいってるかも)

ジャニヲタに通ずるものがありませんかーーーーーぁぁぁああ。
え?ない?
ごめんねごめんねー!


さっすが大御所!ってかんじで、ぐっと引き込む力を持ったすごくいい役者さんだなあ。

奥さん役のかずえさんもすてきでした。
一番は、オダサクの最期、白い着物で膝枕してるシーン。
美しくて、穏やかで、すごくいい雰囲気でした!!
微笑が、マリア様のようやった。
最初のカフェシーンの妖艶な姿からしたら、同一人物とは思えないくらいの変貌ぶり!


この方は、ダンスも本当に素敵で。
文ちゃんと同じく、指先まで綺麗部族ですね!
神経を全身に張り巡らせて完璧に踊る方だなあって。
今まで見てきた女性ダンサーさんのどの人よりも美しかったように感じました。
だってジャニーズの内くんいたけど、目に入らないくらい素敵だったもんなあ。


内くんはねー、舞台で映える人だなって思いました!
スタイルがいいんでしょうね。いや、誰かと比べてるわけじゃないよ!笑
この舞台で一番キャラが薄いのが主人公のオダサクなんですけど
あまり感情を出すわけでもなく、わりと淡々と、でも気品がある、すごく自然で素敵な男性像を演じているなあって。
ただ、机に向かって原稿を書くだけでもなぜか画になる。
普段から、私的にキザなイメージなんですけど
そういう空気がうまく活きている役なんだろうなーって。


あとは、
穐田さん♪
やっぱりアイドルだけあって、かわいらしい方だったー。
顔や表情もだけど、特に、声がかわいいね。
思わずガン見してしまいました。きっと不審に思っただろうなあ。



そしてそしてー文さんですねー。
随所で舞台の進行をまかされているおいしい役割なんですが
大役をやりきっている姿にJr.としてではなく、役者としてこれから歩んでも大丈夫という確信をしました。
逆にね、今回は浮いてなかったの
正直、Jr.の中にいると、どんな端役だとしても、文ちゃん浮いちゃうのよね。
一人だけ演技の質が違いすぎて。
役に入り込む姿勢というが、まあ、一言で言うと演技力なんですけども。
声量、抑揚、間の取り方。
それが、プロの役者さんたちの中にまぎれて初めて自然に見えるという。
舞台は日常ではないでしょ。
非日常の世界に入ったときに繰り出させる文さんのパワーはんぱなかった。
唯一の欠点は、スタイルの問題やな・・・。
文さん、ただでさえちびっこいのに、髪の毛長いせいで余計ミニマムに見えた。
表情も、いつものぼーっとしているのと全然違って、百面相みたいにころころ動くからか、余計顔の迫力が増し、大きく見えるという・・・。

最後に一列で並んで歌うとき(某少年たちを思い出しますが)
文ちゃん、出し切った、キラキラした顔してました。
ここ最近で、あんないい顔してたの久しくみてないなー、くらいの。
俺やったったぜ感!
うんうん、すごかった。
めっちゃ生き生きしてたし、ほんまかっこよかったです。
逆になんでTVでああゆう顔できないのかが悔やまれる・・・。
TVだと常半分魂抜けてっからね。