それは空想だろっ、、!
歩道でこどもが、そう言って、
別れしな、お友達と別れた。
アンがいつも、
空想しているのを、
読んでて、
空想の羽をあずかり知らぬ私は、
うらやましくアンを想像していた。
いまでも、ぼうっとするより、
他にない。
あんたも、そんな風よ、
ともだちが言ってくれたのを想いだす、
あの人は、どんなときも、
あんたもそうよって、
言ってくれた。
友は得がたい。
彼女とどんなときも一緒で、
それから彼と一緒だった。
独りになりたかったのかな。
自分と友達になるってのも、
難しくてなかなか出来ないけど、
揺さぶられて、揺さぶられて、
でも、だいじょうぶで、
距離を持った、友人と、
恋人が欲しくなった。
おとなになったのかな。