面会の数日後 | オバはパチンカス

オバはパチンカス

「何もかも犠牲にしても良い」と思うほど魅力的な遊戯なんですか?

伯母と従姉、大叔母が祖母が入院する病院を訪ねた数日後、オバから大叔母に連絡が入ったという。


「この前は、面会に来てくれてありがとう」


その後、他愛もない話しを続けるオバに、祖母のことで電話をしてきたと思っていた大叔母が


「それで、おばあちゃんの具合はどうなの?」


質問をしたという。すると、


「あのとおり、あのまま。」


それ以上、祖母に関して何も触れず、また他愛もない話を続け、電話を切ったという。




その数日後、伯母の下にオバから電話。


「医者が祖母の容態急変に気づかなかったから、祖母は呼吸が止まって、意識不明の状態に陥った。医者に『なぜ、見てなかったんですか!!!』って○○(従妹)が訴えた。今は呼吸器をつけられて、話ができない状態。」


「あの時、車椅子で入院したのに・・・あの時、連れ帰ってれば、こんなことにはならなかった・・・。」


それは、かつての祖父のようだった。歩いて入院した祖父は、医師や看護師のミスにより大幅に死期が早まり、2週間ほどで亡くなった。そんな祖父の容態が急変した状況と同じ状況が、今、祖母の身に起こっているという。


3月の初旬は、すぐに帰れそうなほど元気だった祖母は、3月の10日を過ぎた頃(14日以前だが、その数日後に伯母から連絡があったため、ハッキリした日付がわからない。)危篤状態にまで陥ったという。そんな祖母の状態は、3月の下旬に入った現在、何も伝わっては来ていない。