むかし


笑い泣きは体に良くて


悲し泣きは体に悪い


なんて話を聞いた




小学生の頃だっただろうか




笑って楽しい時は


体の 心の中が沸き起こって


いらなものも洗い流してしまうから って




けれど


思うのだけど


「事実」として見るならば


無機質かもしれないが


“目から涙が流れている”


ということなだけで




魂が反応していることの表れだ


と言おうとすれば




悲しい時であっても


「何かに気付けて喜んでいる」


のかもしれないし


「ひとつ上の段階に自分を上げられる」


サインなのかもしれない




そう思うと


涙はどれも涙なだけで


いいも悪いもなく




苦しくて泣くときであっても


情けなくて泣くときであっても


よかったねと


微笑める自分に


次は会えそうな気がするのだ