何かに囚われている私は えらく不自由だ


朝目が覚めて歯を磨きながら 改めてそう思った



近づきすぎちゃいけない

私には遠くから眺めているしか出来ない

何か堂々と示せるものがなければいけない

今のこの仕事を続けなければいけない

今の「現実」であるこちらの世界に戻ってこなければいけない

この今の「ワタシ」で生きていかなければならない


からだも心も

もっと身軽に 自由になりたい

そう思った



何かを得るときに支払うべき代償 責任

勝手気ままな側面しか見ていないから

壁を取り払うことが出来ずにいるのだろうか


壁を失ってしまえば

不安で仕方なくなるだろう


それでも構わない


光が強くなれば闇も濃くなる


それでも構わない


もっと自由になりたい